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2009年3月15日(日曜日)

官能の春キャベツキムチ

カテゴリー: - naddist @ 20時00分51秒

市場に春を告げる「イカナゴ」。
最初の頃は不漁だったみたいで、バカ高かったみたいですが
ようやく落ち着いてきたんですかね。
灘はともかく、タルマー(垂水クミン)やスマップ(須磨クミン)の皆さんは
ドキドキだったでしょう。
なんせ垂水区なんて「いかなごまつり」ですぜ。
「いかなごGo!Go!」なんて歌までつくってるんだからどうしょうもないすごい。
もうイカナゴと一蓮托生なんですから大変です。
もしイカナゴが穫れなかったらどうするんだろう?
ちりめんじゃこなどで偽装するのだろうか。
そのあたりの危機管理はどうなっているのだろうか。
そんな心配もしてしまいます。
長田区の「ぼっかけ」しかり、各区のみなさん名物づくりに必死のパッチなようですな。

ご存知の様に、灘区のコンセプトは「めくるめく」です。
つまり「イカナゴ」とか「ぼっかけ」など一点突破全面展開的な発想とは真逆の思想。
灘区で選ばれた「灘百選」も「百=たくさん、めくるめく」という願いが込められています。
ナダタマの昼メシデータベース「灘の昼ごはん」だって、別にうまい店や名物店を
ピックアップして紹介しているわけじゃない。ともかく「めくるめく」ことが大事なんです。
灘区の名物はなんですか?なんて質問されることがよくあるのですが、私はキッパリと
答えます。「そんなものはありません」と。
だって、イカナゴはいいですよ。ちやほやしてくれるんですから。
でも、カレイや鯛の立場も考えてもらいたい。
イカナゴだけをもてはやすのはイカナゴなものか、いやイカガなものか。
ミミズだってオケラだってアメンボだって生きているんです。
街に必要なのは名物ではなく「めくるめく世界観」ではないでしょうか。

あんまり他区のことをとやかく言うと「われなんどい、ダボ!」とか言われそうなんで
この辺でやめときましょうね。

てことで今日のネタは、イカナゴネタはパスして、めくるめく春食材の一員である
春キャベツにします(笑)
灘中央市場西口を出て灘センター商店街を北に上がったところにある韓国食材の店
「三味」さんでは、この時期「春キャベツのキムチ」が店頭に並びます。
我が家ではもうこれを食べないと春が来ないというくらい、スプリング・ハズ・キムなキムチ。
漬物というよりサラダと言ったほうがしっくりくるくらいのシャッキシャキ感。
いいですか。「シャキシャキ」ではなく「シャッキシャキ」。
白菜キムチみたいにクタッとしているのではなくシャキッと。
実に春らしい。
ともかく、この店オリジナルの「旨甘薬念(ヤンニョム)」が甘くて柔らかい
春キャベツにからんでえらいことになってるわけです。

柔らかくて甘い春キャベツちゃんが唐辛子を塗ったくられて身悶えしているわけです。
「もう堪忍して!」
なんていいながら、押さえられない歓びがあふれ出ている春キャベツ。
なんともいえない禁断感と言いましょうか、なんかそんな感じです。
そして春キャベツの淡い黄緑と赤い薬念のコントラスト。
鈴木清順の映画に出てきてもおかしくないキムチ。

花見シーズン前の、静かな都賀川あたりで甘くて辛いこのキムチでビールを飲りながら
のんびり過ごす…幸せです。
もう俺はこの小さな幸せがあれば十分だ。そんな気になってきます。
で、おなかがすいたら焼きそばにしちゃっても旨いわけですこれが。
春キャベツは炒めないで、最後にさっと和えるイメージです。
市場の焼きそば麺に合うんだこれが。

垂水の皆さんもたまにはいかがですか(笑)


2009年3月4日(水曜日)

私は貝を食べたい

カテゴリー: - naddist @ 10時30分45秒

春が近づくとなぜか無性に貝が食べたくなりませんか?
20年ほど前千葉にいた頃、この時期になるとよく九十九里へ焼き蛤を食べにいきました。
関西ではなかなかお目にかかれない大振りの貝を焼いていると、ああもう春なのだな
と実感できたものです。
貝類全般に言えるのですが、貝の魅力はやはりあの滋味。
もうキング・オブ・ジミーと言っても過言ではない滋味が春先の貝にはあります。
あと、あのホジホジ感。
そう、ほじっては食べるあの感覚。
なんかこう「ホジホジ」には「ガツガツ」とか「ムシャムシャ」食ってるときには気づかない、
食材のありがたみを感じませんか?
同じ「ホジホジ」でもカニはいけません。
こめかみに青筋たなんかたっちゃって、どうも必死感が出ちゃう。生き急ぎ感がでちゃう。
もっとしみじみする感じが貝のホジホジにはあります。
そして舌で感じる小さな旨味。
人間なんて、貝だけを食べてたらきっと戦争なんかしないだろうに。
そんな風にも思えてくる、優しい海の味です。

そういえば、東畑原市場南の沖縄おでんの店「通い船」で開催されたイベント
「泡瀬の海を見てみよう」で紹介された沖縄・泡瀬干潟も貝の聖地でした。
その数300種以上。
泡瀬には「チンボラー」と呼ばれる若干エロチックな名前の貝がたくさんいるのですが
この貝でとった出汁に旬のアオサを浮かべると、ちょっとぜいたくな海のスープに。
ご存じのように、この素敵な貝の楽園が埋め立てられようとしています。
貝やアオサを「ホジホジ」採っているオバア越しに見えるダンプカー。
なんともやりきれない。

桃の節句の前日になると、水道筋の市場にもはまぐりが並びます。
どこの業界でも、イベントにかこつけて商品を売るのですが
市場の手作りPOPは商魂たくましいスーパーのようなあざとさがない。
「おひな様の日は はまぐり 貝あわせで遊びましょう」
ほら、なんかいいでしょ。
もう糸井重里あたりが絶賛ですよ。
で、貝合わせってなんすか?
「昔ははまぐりのからの内側に絵を描いて神経衰弱みたいな遊びをしたんよ
 そういう昔の習わしも知って欲しい思てねェ」
レシピだけでなく、食べた後の「遊び方」まで教えてくれているわけです。
ここにスーパーにはない文化があります。

この市場の貝を使った料理が食べられる店もあります。
東畑原市場を下がったところにある「異食屋TUBOMAN」と言えば、水道筋ツウなら
ご存じの個性的なビストロ?いや怪しげなフレンチ?居酒屋?
ま、とにかく「異」な店です。
ここは以前「つぼ万」というつぼ焼き屋だったせいか貝メニューもちらほら。
博多のホテルで技を磨いたマスターが毎日水道筋の市場で食材を仕入れます。
「いいアワビが入ったんやけど食べる?」
貝好きとしては行かねばなるまい。食わねばなるまい。

目の前に出された活けあわび。
で、でかい…
手のひらより遥かに大きい300g超えのあわび。
「どないして食べる?」
刺身もいいなあ、いたバター焼きも…なんて迷っていたら、
「まかしといて」とこんなメニューに。

「市場の活けあわびの焦がしバターソース」
まるごと一匹使ったあわび刺にニンニクバターのソースをジュッとかけたぜいたくな一品。
なるほど、これなら刺身とバター焼きの両方楽しめるわけね。
寿司屋のあわびとかすごく薄くスライスされるのですが、ここのあわびのカットは1cm近い肉厚。
まあ、このグラマラスなあわびちゃんをお口の中でコリコリと弄ぶわけです。ハイ。
ミネラルな滋味が口中一杯に広がったときにゃもう昇天。
「これくらい厚く切らないと値打ちないやろ」
胆はTUBOMAN特製合わせ醤油で。
このあわびもイカナゴが揚がりだすと値段が高くなるそうで、食べるのなら今だとのこと。

もうすぐ春。
市場にもおいしい貝がたくさんあります。
ホジホジと貝探ししてみてくださいな。


2009年2月13日(金曜日)

バレンタインはイティヴァのスイーツ

カテゴリー: - naddist @ 18時00分59秒

「ったく、いつまで正月ネタ晒してるんだよ」
なんつーおしかりもうけずに、2月も半ばになっちまいました。
本年もよろしくお願いいたします。
いや、フグやらお稲荷さんの初午やらなんやらいろいろ市場ネタはあったん
ですけど、うまい具合に公開する機を逸して今に至るというわけで。

で、バレンタインデーです。
これくらいは押さえていないとこのままズルズルと夏まで更新をサボりそうな
勢いなので、とりあえずバレンタインイブの市場へブラりと。
もちろんバレンタインといっても市場では浮ついた感はナシ。
土居さんが「チョコロッケ」を揚げたり、凪さんにごぼうの代わりに
チョコが入った「チョコ天」があるわけでもなく、粛々と2月14日を
迎えようとしているのであります。
ま、せいぜい「バレンタイン天」くらいなものでしょうか。
(というか去年もバレンタインネタやってたのね…)
てことで…バレンタインネタが拾えない…
こんなときは、やっぱり灘中央市場の和スイーツコンフェクト「美吉堂」さんです。

「なんかバレンタインもの、ないっすかね?」

「あるよ〜」
「おお!ありますやん!」
店頭にはハート形やピンキーな和菓子がいろいろと。
んで、商品に添えられたハート型のPOPが市場マニアにはたまらない。
「マジックでていねいに色を塗って、はさみでハート形にしました」感が素敵です。
ハートの先っちょが湿気でカールしているところなんてなんて愛くるしいんでしょう。

もちろんチョコを使ったものもあります。


チョコパウダーの下には羽二重、そしてサツマイモ系のあんとチョコ。
ゴディヴァのチョコを超える「イティヴァのチョコ」であります。
「今日は苺羽二重にもハート型押すよ〜」
定番の苺羽二重もバレンタイン仕様に。
確かに薄いピンクがバレンタインチックであります。
「今年の新商品は生チョコ入りどらやねん」
あ、いいっすね。
ドラえもんあたりが小躍りして喜びそうなスイーツかもしんない。


市場のバレンタインスイーツには、ミカゲだのアシヤだののスイーツにはない滋味があります。
それは四十路を越えた国生さゆりが歌う『バレンタインキッス』の味わいに似ています。


2008年12月29日(月曜日)

正月は市場の鯛を食べタイのだ

カテゴリー: - naddist @ 12時50分49秒

今年は不景気のせいか、年末がイマイチ盛り上がらない。
正月に向けてのあの高揚感というか浮遊感というか、
そんなテンションが足りない。
これでは正月になっても「おめでとうごさいます」ではなくて
「おはようございます」で済まされそうな気がします。

今日あたりから市場も歳末風情になっていきます。
そう、29日あたりになると市場で人に当たりに行きたくなります。
人に当たるっていっても、別に八つ当たりするわけではありません。
いつもより込み合ったアーケードで人とぶつかるのが心地よいのです。
人ごみにいる心地よさとでもいいますか、小さいころ楽しかったおし
くらまんじゅうのような躁状態、そんな感じ。
年末の市場と正月の初詣はそんな「年末年始人ごみにもまれたい願望」
を満たす大事なイベントなのです。
なんかこう、人に当たっているうちに人間が丸くなっていくような
気がしませんか?
広すぎるスーパーの通路だとこうはいかない。
当たりたくても当たらない。
無理からに当たりにいったりしたら変な顔されるし。当たり前だが。
いや、たまにカゴが当たったりしてムカッとしたり。
スーパーと市場の決定的な違いはこの「通路の幅」にあると思います。
人と話したくないからレジ清算。
人と当たりたくないから広い通路。
快適なようで、実はここに大きな落とし穴があるのですよ!ドン(机をたたく音)

ま、年末の市場風情というとそんな「客の肩が触れ合うような市場のにぎわい」
が新聞に載ったりするわけですが、ナダタマ的にはそんな喧騒の市場の裏側を
見てみたいわけです。
いつもはひっそりかんとした夜の市場もこの時期は大忙しでして、シャッターが
下りた裏側では、正月準備で夜遅くまで灯りがともっています。

夜10時。
香ばしい香りがアーケードに満ちます。
正月用の焼き鯛が焼かれていました。
「昔はレンガ積んで炭火で焼きよったんやで」
おお!でかいすね。
次々と焼かれていく1.5〜1.7kgの天然鯛。
2kgまでが美味くてそれ以上大きいのは大味だそうです。

「これは○○先生が注文した鯛やねん」
予約済みなのかすべて名前のタグが。
おお、確かにお医者さんが食べそうな鯛がズラリ。
「天然の鯛は身も柔らかいし、香りも断然ええ。
 スーパーで売ってる養殖ものは抗生物質の臭いがしよるからな」
なるほどねえ。さすが市場の魚屋さん。
次々と焼かれていく鯛。
昔は4~500枚焼いていたそうで。
つか、それだけで売り上げ4〜500万くらいいきますやん!
「まず身を食べたら、残ったほぐし身で鯛茶。
 骨や頭は鍋に。焼いているから臭みもないしな」
ああ、正月っすねえ。

今年は食材を買い込んで家で正月を過ごす人が多いとのこと。
そう、不景気な時期こそ「素材のデパート」市場を使わなきゃ、なのです。
今朝の市場は朝から焼鯛がずらり。
「不景気教」の念仏唱えてないで、
人ごみにもまれながら祝焼鯛の品定めでもしてくださいな。


2008年10月7日(火曜日)

畑原のバリカタ木綿

カテゴリー: - naddist @ 18時00分00秒

子どもの頃、なぜ市場は同一業種の店がこんなにダブってあるのか不思議に思った
ことがあります。
当時はまだ市場全盛期で、灘区内各所に市場があり、たいてい同市場内に同業種は
2店舗くらいあって、水道筋あたりになると肉屋さんとかが7〜8店舗とかあるわけです。
そごうのデパ地下だって肉屋は大井しかなかったのです。(当時は)
さんちかだって八百丑しかないのです。(当時は)
それが水道筋ときたら、西から水野、土居、大倉、梅田、土居東、水野、中西、山本、山地…
って何軒あるねん、つーくらいあるわけで、もう、どっちが豊かかってことは子ども心に
わかりましたね。
よりどりみどり。めくるめく焼豚&コロッケ。
商品の豊かさではなく商店の豊かさです。
その反面、こんなに同じもの売ってる店が多くてケンカせえへんねやろか、なんて若干
心配にもなったものです。
当時、親について買い物に行くと、同業種でも微妙に使い分けていたように思います。
焼豚はあの店、コロッケはあの店みたいな感じで。
その影響で今でもあっちで買ったりこっちで買ったり右往左往しています。
まったく浮気な客です。

お豆腐屋さんも市場に数軒あります。
例えば今晩は豆腐チャンプルでも作ろうかと思いたったとき。
え?そんなものつくろうとは思い立たないって?
まあ思い立ってくださいよ。
ご存知のように沖縄の郷土料理である豆腐チャンプルに使われる沖縄豆腐「島豆腐」は、
縄で縛れるくらいとても固い豆腐です。
ひょっとしたら沖縄では豆腐の角に頭をぶつけて死ぬ人がいるかもしれない
というくらい固い。
固いがゆえに、炒めていても水が出ない。崩れない。
これを日本の豆腐でやると、水切りしたりなにかととめんどくさい。
しかし、灘の市場はこんなニーズにも応えてくれます。
畑原市場の前野豆腐店の「バリ固木綿豆腐」であります。
これが、島豆腐なみに固いんですわ。
三匹のこぶたならこの豆腐で家を作っちゃうかもしれないくらい固い。
シンデレラならこの豆腐につまづいて、ガラスの靴が割れちゃうくらい固い。
ま、それは言いすぎですね。
とにかくこうやって手でグワシとつかんでもビクともしないくらい固い。
それでずっしりと重い。

「カチカチのん欲しいいう人もおるし、ちょっと固いのん欲しいいう人もおるし、
 柔らかめの固いのん欲しいいう人もあるし、木綿の固さも4〜5段階くらいあるよ」
とご主人。
柔らかめの固いのんって柔らかいのか固いのかどっちやねん、て感じですが、
市場のお客さんもなかなかわがままなようです。
「無造作に水に浸けてるみたいやけど、実は固さごとに並べてるねん。手前が固いの奥のが柔らかいの」
おお、そうやったんや!
そういう陳列スキルは市場マニアにはたまらないっス。
で、固さの違いって何の違いなんですか?
「型に入れたときの端っこが一番固いねん。中心が柔らかい。
 それを切って柔らかい豆腐と固い豆腐にわけるねん」
なるほどねえ。

「むちゃくちゃ固い豆腐はよう出るね。沖縄の炒めもんとかに使うねんて」
そうそう、それですよそれ。
さすが南島と縁が深い街。チャンプルユースの需要も高いようです。
てことで、畑原市場のバリカタ木綿 で作ったゴーヤチャンプルは、水切りをしなくとも
とてもうまく仕上がります。
沖縄と灘を結ぶ「沖灘メニュー」なのであります。

たまに近所のこの店でも使用されていますです。ハイ。


2008年5月15日(木曜日)

キュートな魔法のエコたわし

カテゴリー: - naddist @ 21時00分55秒

来週末、神戸で「G8環境大臣会合」が開催されます。
洞爺湖サミットのエコ系プレ会合ってところでしょうか。

エコ系の言葉遣いでよく、
「地球に優しい」「環境に優しい」とか言いますよね。
この言葉がどうも納得できない。
大体「地球に優しくする」なんて、何様やねん。
地球に優しくして「あげる」という人間の傲慢さ。
これはエコではなくエゴじゃないかと。
つまり地球とか環境は私の[外]にあるという考え方。
これではいつまでたっても自分の問題にならない。
こういうことだから「やっぱ心配なのは熱帯雨林よね〜」
なんて言いながら近所のスーパーに車で行くなんていう
輩が減らないのです。
「地球に優しい」なんて言ってるかぎり、地球環境なんてますます
悪くなるばかりかと、かように思うわけです。

「地球に優しい」同様のおバカ語に「まちづくり」という言葉があります。
大体「まちをつくる」なんて、何様やねん。お前ら神か。
街は「つくるもの」だという人間の傲慢さ。
つまり街とか地域は私の[外]にあるという考え方。
街は我々がつくるものではなく、我々自体が街の一部なはずなのに、
「まちづくり」なんて言ってるかぎり、街なんてますます…

すんません、なんかボヤキブログみたいになってきましたので、
話を戻します。

え〜。
そうそう市場です。
今回はG8環境大臣会合記念ってことで市場でエゴ商品…じゃなくて
エコ商品を探してみたわけです。
数ヶ月前「毛糸って、天然のエコ素材なんですよ!」と熱く語ってくれた
六甲山牧場勤務のIさんの言葉を思い出して、以前純毛パッチを紹介した
毛糸店、灘中央市場の「やはたや」へと。

さすが市場は裏切りませんよ、みなさま。
ありました。とても素敵なエコグッズが。

やはたやの毛糸のたわし

やはたや特製の「毛糸のたわし」でございます。
そうかつて一世を風靡した(大げさか…)毛糸のたわし。
台所の蛇口とかにぶら下がっていた、なつかしの台所用品です。
大体子どもの頃は、毛糸がたわしになるっていうのが
オドロキだったわけです。
毛糸ってのは、帽子になったり、セーターになったり、手袋になったり、
ま、防寒系服飾品になるのが普通なわけですよね。
それで、皿を洗っちゃうのですよ。
普通食器を洗うスポンジなんていうものは装飾なんてないものです。
しかし、この毛糸のたわしは思いっきり装飾的なわけです。
もう、灘の婦人会の人たちなんかは「マリーゴールドたわし」とか
「あじさいたわし」とか「パンダたわし」とかつくっちゃう。
それで、コップとか洗ってるわけですよ。
そうこのたわし、基本は「手作り」なのです。
各家々の流しにそれぞれのオリジナルたわしがある。
ステキですね。
これが「まちづくり」なんかでは到底つくれない街の豊かさです。

もちろんこの商品もやはたやのお母さんの手作りであります。
「見た目もかわいいけど、汚れもよお落ちるんよ。
 ガラスのコップとか茶碗の茶渋とかピカピカになるんよ」
と、やはたやのお母さん。
そうこのたわし、かなりの高性能らしい。
なんせ、中性洗剤がいらないんですよ。奥さん!(お嬢さん!)
黄色い洗剤、青い洗剤、道頓堀の灯りじゃないんだから
そんなものはいらないんですよ、奥さん!(お嬢さん!)
この毛糸のたわしで、かるーくやさしくこするだけ。
ほら、見て見て見て見て、
毛糸の繊維が、汚れをどんどんこそげとる。
コップにお皿にちゃわんに急須、ついでにダンナも洗っちゃえ。
油汚れなんのその。
おまけに奥さん、洗剤使わないから手も荒れないときたもんだ。

むっちゃエコですやん!
もっと大々的に売りはったらええのに。
「手作りやからねえ。あんまり数作られへんのよ」
いいですね、この奥ゆかしさ。マイスターの心意気。
ひっそり息づく市場の逸品。
手作りの愛らしいシルエット。
魔法のエコたわしはやはたやで。


2008年4月17日(木曜日)

山桜と市場おむすび

街の桜は散り始めた今日この頃ですが、灘の桜前線は摩耶ケーブル、ロープウェー
を北上し摩耶山へ。
山上はこれから花見シーズンを迎えます。
灘区の春は2度楽しめる。
この贅沢さを灘区民はもっと誇りに思っていいと思うのですよ。
同じ桜でも街桜と山桜とではたたずまいが全く違います。
この時期、街から摩耶山を仰げばちらほらとピンク色の山桜が濃緑に混じって
いるのが見えます。
この「ちらほら風情」がいい。
王子動物園のように徒党を組んだ桜は迫力があり、ある種「春の狂気」的
なものを体現しているのにくらべ、山桜は徒党を組みません。
様々な植物に囲まれて、緑の中に「ぽっと」可憐に咲く味わい深い桜です。

3月から再開した摩耶山リュックサックマーケットは3年目の春を迎えます。
口コミやブログでじわじわと定着してきた「第3土曜のお山のイチバ」の醍醐味は、
毎月装いを変える山の自然をのんびりと楽しめるということ。
4月の摩耶山リュックはやはり花見。
花より団子というわけではありませんが、花見と言えばやはりお弁当が欲しく
なります。
もちろんリュックサックにお弁当を入れて持っていってもいいわけですが、
背中で揺られているうちに、しっちゃかめっちゃかになったりするわけです。
だし巻玉子に襲い掛かるハンバーグ、たくあんが塩鮭にフライングニーパットを
かまし、あげくの果てに昆布の佃煮がデザートのオレンジにコブラツイストをかける、
トマトケチャップは場外乱闘の末リュックサックに鮮血をぶちまける…。
山上に到着して、弁当箱のふたをあけるとこんな阿鼻叫喚の世界が展開されていた
ことはありませんか?
山上の花見はやはりスマートにおむすびで決めたいものです。

「おむすびの中身って昆布とか梅干しとか単調でさぁ、物足りないのよね」
とお嘆きの貴兄には是非灘の市場のおにぎりをお試しいただきたい。

もうすっかり摩耶山名物となった畑原市場のサンデーパパの特製おむすび
「山賊おむすび、海賊おむすび」。
このおむすび、従来のおむすびの価値観を裏切る「幕の内弁当型おむすび」。
つまり、お弁当のおかずがおむすびの具というわけ。
しかも具の種類、量が半端じゃない。
季節の食材を使った手作り惣菜5種類以上を内蔵。

とんかつや鰻の蒲焼き、はたまたハンバーグまで「おむすびの具」なんですぜ。
ずっしり重いおむすびはむしろ「砲丸」と呼んだ方がいいかもしれません。
山賊おむすびは肉などの陸の食材、海賊おむすびは魚などの海の食材で構成
されています。
かぶりつく場所によって具が違うというのも楽しい。
黒ひげ危機一髪的なアミューズメント性もあるわけです。

このおむすび、もちろん市場謹製なのですが、実は市場では売られていません。
ケーブルカーに乗らないと買えないおむすびです。
最近はこのおむすびだけを買いに摩耶山まで来る人もいるとのこと。
3月から11月の毎月第三土曜日リュックサックマーケット開催時に
摩耶ロープウェー虹の駅に開店する茶店「虹の茶屋」で販売されています。
「虹の茶屋」は灘区連合婦人会のおねえさん方が運営する、灘な逸品を集めた
セレクト茶屋。おむすびの他には萩原珈琲、青谷のお茶、岩屋パンなどが販売
されています。

摩耶山の山桜と山賊&海賊おむすび、そしてリュックサックマーケット。
ばらばらなんだけどつながっている森羅万象の豊かさ。
どれも多様な個性が共存している摩耶山の世界観を表しているものでもあります。
今週末は是非摩耶山に出かけて山桜と市場おむすび、そしてお山のフリマをゆるりと
お楽しみください。

摩耶山リュックサックマーケット

4月の摩耶山リュックサックマーケットは…

日時:4/19(土)11:00〜16:00
場所:摩耶山掬星台(まやビューライン星の駅下車)
   摩耶ケーブル下までは…
      阪急王子公園より徒歩25分
      各線三宮駅、JR六甲道駅、阪急六甲駅から
      神戸市バス18系統乗車摩耶ケーブル下下車
荒天時問い合わせ:078-861-2998(まやロープウェー星の駅)

※リュックサックマーケットの開催情報は
 ナダタマ内リュックサックブログでもご案内いたします。
 http://www.nadatama.com/modules/weblog/


2008年4月4日(金曜日)

市場スイーツに街を見る

カテゴリー: - naddist @ 19時00分07秒

神戸は洋菓子のイメージが強い街です。
いわゆる「神戸スイーツ(笑)」ですな。

だいたいなんなんだ? スイーツ、スイーツって。
「お菓子」でいいだろうが、お菓子で!

などとお嘆きの貴兄。
実は神戸では昔っから「スイーツ」って呼んでたんです。
ほら、さんちかですよ。コーベブックスの近くにあったでしょ?
「スイーツタウン」
下のマップは35年前のさんちかマップです。

さんちかマップ
『Santica Town ‘73 AUTUMN No.4』(さんちかタウン発行)


ユーハイム、モロゾフ、そして灘のゴンチャロフ。
亀井堂、風月堂、御座候。
和洋まとめて「スイーツ」って言うあたり、神戸人特有の軽薄さ、バタ臭さが
感じられるネーミングです。

てことで、今回は市場スイーツ(笑)です。
4月に入っても肌寒い日が続きましたが、ようやく都賀川の桜も満開に近づいて
まいりました。年度末のばたついた感じも一段落って感じで街もなんとなく
のったりとしているように見えます。市場のスイーツも春めいてきました。

さくら咲く

灘中央市場入り口の美吉堂さんの店頭にも「さくら餅」のPOPが踊ります。
そして、淡いピンクと緑。
春の陽気のせいもあるのでしょうか、普段甘い物をあまり食べない人でも
「買っちゃおうかな〜」って気分になってきます。
「いちご羽二重」なんてのもあります。
もちろんいちごは市場モノ、灘中央市場藤原商店の「あまおう」使用。
このあたりが市場スイーツたる所以です。

さくら咲く

そして桜をモチーフにした創作菓子「さくら咲く」。
桃尻をイメージした…
失礼、桜の花びらをイメージした黄身餡入りの羽二重餅は菜の花と桜が出会う
都賀川の春を、抹茶ようかんは瑞々しい摩耶山の新緑を思わせます。
いや勝手に私が思ってるだけですが。

そう、市場スイーツって「街」が見える菓子なんですよ。

「4月5日は都賀川のさくらまつりでも販売するねんで!」
と、看板娘のご両人。
おお、それは素晴らしい。お花見スイーツ。
これです。
敏馬の雫 うえの山

「敏馬の杜」と「うえの山」。
灘酒、沢の鶴のお酒を使用したという「敏馬の杜」。
目を閉じて頬張れば、西郷の新酒の香り、宮水を運ぶ牛車の車輪が軋む音、
そして敏馬の浜ではイワシを捕る威勢の良い声、と思えば芸妓さんの三味の音。
灘浜の手にたしかにあった街の風景が広がるはずです。
あるいは、青谷の茶畠をイメージした「うえの山」。
芳しい新茶の香りと青谷を渡るウグイスの声、春を告げる行者のホラ貝の音が
聞こえてくるかもしれません。

市場スイーツはデパ地下スイーツでは見えない「街」が見える菓子なのです。
灘のお花見には、どうか市場スイーツをお忘れなく。


2008年2月21日(木曜日)

凪さん家のたこさんウインナ

カテゴリー: - naddist @ 23時55分56秒

前回紹介した「バレンタイン天」
こんな感想をいただきました。

「ハート天もいいけどその後ろのモノが気になるんだよね」
「なんだか、てりっとした○○状のモノは一体何?!」

バレンタイン天

さすが、お目が高いナダタマの読者様。
ハート天の後ろでぼんやりと寄り添う2人、いや2匹。

実はこの2匹には、以前からどのシチュエーションでお出まし願おうか
機をうかがっていたのです。
で、前回バレンタインにかこつけてご出演いただいた次第です。
え〜、畑原市場の凪蒲鉾店のたこさんウインナ達です。

凪さん家のたこさんウインナ

「え〜たこさんウインナって売ってるものなの!?」
売ってるのです。
たこさんウインナーを。
市場では。

つまりですね。
ちょっとした手間なんですね。たこさんウインナは。
いや、ビミョーな手間と言った方がいいかもしれません。
この手間がかかり感が弁当における愛情表現の要なわけです。
じゃあ冷凍でいいじゃん、中国で作った方が安いしねってことになっても
「お弁当に大人気!冷凍たこさんウインナ」
というのはなかなか商品化されない。
要はメーカー側としては、
「ま、これくらいだったら家で作れよな」
というニッチな素材なわけです。
弁当アイテムとしてはあれだけメジャーなのに、流通業界及び弁当業界及び
冷凍業界及びウインナ業界及びたこさん業界から完全に見放されたのです。

市場は違います。
懐が深い。
たこさんウインナにも愛情を注ぎ商品化するのですよ。
手間を惜しまず足の切り込みを入れ「商品」にするのです。
もちろん、市場の店は食のプロですから、匠の技をからめてきます。
トーシロのたこさんウインナとはひと味違います。
凪さんちのたこさんウインナの頭部、いや生物学的には頭ではなく胴だそうですが
そんなことはこの際置いておいて、頭部らしきものにご注目いただきたい。
鉢巻きがあるでしょう。
タコと言えばやはり鉢巻きは切っても切れないものです。
「たこのはっちゃん」は、きりりと鉢巻きを巻いていて欲しいわけです。
でもそれが弁当に入るときはなぜか鉢巻き着用率が落ちます。
これは由々しきモンダイです。
弁当のおかずだからって鉢巻きを外すなんてことが許されてはならない。
これでは「安保反対!」を叫び、鉢巻き姿で国会に突入した「全タコ連」の
闘士たちに申し訳が立たない。

でも、市場のたこウインナには鉢巻きがあります。
しかも竹輪。
「春の海 蛸の頭に 竹輪かな」
瀬戸内ののどかな春を詠んだ、こんな一句が浮かびそうなタコさんウインナ。
これこそ匠の技です。
神田川俊郎風にいえば
「お弁当 ちょっと工夫で この美味さ」
でしょうか。

そしてこのたこさん、炒めるのではなくて「揚げている」のです。
通常たこさんウインナは炒めますよね。でもここは天ぷら屋さんですから、
揚げちゃうわけです。
そこの奥さん、よーく聞いてくださいな。
ここ大事です。
なんと一介のたこさんウインナが縁起物に昇華しているのですよ!
つまり「たこ揚げ」。
そう、正月の凧揚げと同じです。
この一品をお弁当に忍ばせることによって、家族の幸運を願うラッキーフーズ
になるのです。

ちょっとしたことなんだけど、家ではできない一手間。
もちろんメーカーでは対応できない(思いつかない)一手間。
ここに市場の生きる道があります。
何気ない「揚げたこさんウインナ」ですが、実はここに大きな示唆があるのです。

お弁当にそっと「市場のたこさんウインナ」を添えてくださいな。
きっとそのお弁当は楽しくなりますって。
そして午後からの仕事や勉強がはかどりますって。


2008年2月11日(月曜日)

凪蒲鉾店のバレンタイン天

カテゴリー: - naddist @ 23時55分01秒

今年もバレンタインの季節がやってまいりました。
私的な話で申し訳ありませんが、私にとってはバレンタインといえば年賀に続く軽い
時候のご挨拶がわりてなもんでして、いつもお世話になっている仕事のクライアントに、
「灘製のチョコレート」なんぞをお送りするわけです。
そしたら
「まあ、いつも神戸のおいしいスイーツをありがとうございます」
「やはり神戸のスイーツはおいしゅうございますねえ」
などおおむね好評なのでありますが、ま、私のことでございますから
「いえいえ、神戸のスイーツではなく『灘のスゥウィーツ』でございます。
 ほら、製造住所をご覧遊ばせ。神戸市『灘区』となってございましょう?
 かように灘区というところは…」
などと灘宣伝が止まらなくなるわけです。
すると先方は
「では神戸といえばやはり灘区なのですね」
などと申されるものですから
「いえ、灘区はあくまでも灘区なのです。たまたま神戸に属しているだけです」
てなことを言ってしまって、あげくの果てには
「灘区は神戸市におけるバチカン市国みたいなものなのです」
などと付け加えてしまって、先方を混迷の淵に突き落としてしまうことも多々
あるのです。
ま、人様にはそんなものを差し上げる私でありますが、実を言うと甘いものが
少々苦手でして、どっちかっていうとコッチの方がアレでして、ナニのほうが
アレなわけです。
わかりにくいですよね。
要するに甘いものより酒のアテ的なものが好きなわけです。
だからバレンタインデーには、私的には
「ブラックチョコレートに見えて実はイカスミ蒲鉾」とか
「断面がハート形のカラスミ」なんぞをいただけるとシアワセなのであります。

そんな私好みのバレンタインアイテムが市場にはあります。
畑原市場、凪蒲鉾店のハート型天ぷら。
コレです。

凪蒲鉾店

どうです。
もうハートを打ち抜かれたような、切ない気分になりませんか?
思春期のど真ん中にほおりこまれたかのような感覚になりませんか?
ギュっと噛みしめたくなる、いとおしさがありませんか?
そのくせ熱燗にも合うオッサン対応バレンタインフード。
いや、焼酎にも合うかもしれません。
あるいはパパのお弁当にちょっと忍ばせておく。
チョコレートだとありきたりだし、ケチャップでハートを描くのもいまさら…
でもなにかしらのバレンタインメッセージをという方にもうってつけの一品です。
なんせ「天ぷら」っすからね。気取りがない。衒いがない。
もちろん正真正銘の市場の職人さん手作り。
どこぞの冷凍食品とは違います。
でもって3本50円ってのもうれしい。
も、こういうの弁当に入れてくれる奥さん、大好きです。

実はこのハート型天ぷら、名前がないんです。
ふつう「ゴボ天」とか「キクラゲ天」とか、天ぷら系商品には名前がついていますよね。
「なんで名前つけないんですか?」
という私の問いに対するご主人の答えが素敵でした。

「名前は付けてないけど、味はちゃんと付けてるで!」

スイーツばかりが神戸じゃない。
ああ、いとおしい、市場の「バレンタイン天」。
今年のバレンタインデーには是非。

バレンタイン天


2008年1月21日(月曜日)

やはたやの純毛パッチ

カテゴリー: - naddist @ 13時30分12秒

一年ほど前から自転車に乗り始めました。
いわゆるママチャリではなく、なだぎ武演じるディラン・マッケイが
「さあ、今自転車を降りているぞ、間違いなく降りているぞ、よ〜し降りた」
と言いながら降りるようなタイプの自転車です。
元はと言えば、畑原市場のチンタ醉宵食堂を中心とした
「水道筋チャリンコムーブメント」に巻き込まれた格好です。
チンタが本部の「摩耶山ヒルクライムクラブ」というクラブも結成されています。
なんと市場の中に「自転車クラブ」があるのですよ。

摩耶山ヒルクライムクラブ本部

通常、自転車系のサークルというと、パツパツのサイクルジャージに身を包み
ストイックに、そしてあくまでもアスレチックに黙々と走行会をこなす、といった
イメージがありますが、このクラブはスポーツ車はもちろん、ママチャリから
電動アシストまであらゆるチャリンコライドを楽しもうという主旨のクラブです。
もともとは摩耶山をチャリンコで楽しもうというクラブでしたが、現在では
街中お散歩サイクリングも含めて多様なイベントが行われています。

その「摩耶山ヒルクライムクラブ」主催の今年最初のイベントが1月20日に
開催されました。
「真冬の京都まで自転車で飲みにいく大会」と題されたこのイベントは
王子公園から阪急十三まで電車で輪行、淀川沿いに嵐山までサイクリング、
その後銭湯に入って河原町で1杯飲って阪急で帰ってくる、という酔狂な
イベントです。いや、実に粋でエコなイベントです。
真冬の淀川沿いを大阪から京都まで自転車で走るのですから、もはや「耐寒
サイクリング」。防寒装備が重要になってきます。
とくに足。ここをいかに暖かくするかが生死の分かれ目になります。
通常はどこそこのスポーツ用品店や登山用具店で売られているサーモなんやら
とかの高性能ジャージとかで対応するのですが、市場に本部のある自転車クラブ
ですからやはり市場モノで対応したい。
で、今回ご紹介する市場の逸品です。

「やはたやの純毛パッチ(灘中央市場)」
灘中央市場にある毛糸屋さん「やはたや」さんの創業は大正15年。
かれこれ80年を越す老舗。
デッドストックの名毛糸もあるという、この店で売られている純毛のズボン下
(パッチ)が実に高性能なのであります。

やはたや

「お、とうとうアンタも年寄りの仲間入りか?」
「いや、自転車で京都行くんで、防寒用に思て」
「自転車で京都?また物好きやな…それやったらこの純毛ズボン下は最高やで。
 純毛はいっぺんはいたらやめられへんで」
「ほなその純毛もらいますわ」

純毛パッチ

とにかくあったかい。
優しいあったかさといいましょうか、アブない中毒性のある暖かさです。
早速「摩耶山ヒルクライムクラブ冬期アンダーウェア」に認定。
そして、京都へ行って参りました。
氷雨降る中、走行距離70km弱ほどのサイクリングでしたが、足下はポカポカ。
純毛の保温力プラス市場の商品特有の体の芯からあったまるような
「遠赤外線的あったかさ」と「履いていないかのような一体感」。
いや、もちろん同じものはデパートでも売ってると思いますよ。
しかし、市場で買うともっとあったかいような気がする。
おそらくこれを買ったときかけられた一声
「200円引いとくわな。気ィつけて行ってきいな、カゼひかんようにな」
が効いているんでしょうね。

純毛パッチ。
チャリ乗りだけでなく冷え性のあなたにもおすすめしたい市場の逸品です。


【摩耶山ヒルクライムクラブでは現在会員募集中!】
入会希望の方は
info@nadatama.com
「摩耶山ヒルクライムクラブ」係
もしくは畑原市場内「チンタ醉宵食堂」まで
会員の方には、E-mailにて随時サイクリングイベント情報をお知らせします。

摩耶山ヒルクライムクラブ


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