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予定なし

2006年11月17日(金曜日)

市場の入り口

カテゴリー: - naddist @ 09時18分10秒

「市場って入りにくいのヨネ〜」
そんな声をよく聞きます。
入口から奥を見ると、各店の店主が手ぐすねひいて待っている。
誰からも干渉されず、好きなものを好きなだけ買い物ができる
スーパーに慣れた人は、そんな風に感じてしまうのかもしれません。

ここでひるんでいたら、めくるめく豊かな市場ライフを享受する
ことはできません。思いきって一歩を踏み出しましょう。

最初は買わなくてもいいと思います。
まず「これは道なんだ」と思うこと。
実際市場の通路って「公道」なんですよね。
税金はらっているのですから、堂々と通ればいいのです。

「目が合ったら買わなきゃいけないのヨネ〜」
いえ、買わなくても結構。
お店の人も「なんで買わないんだ」なんて思っている人
なんか1人もいませんから。

この「道」の両側には様々な風景が展開されます。
旬の魚、野菜、果物。
それぞれを風景としてみることで、素敵な散歩道になる
はずです。
魚屋さんなんて、水族館だと思ってしまえばいいんです。
「サゴシってこんな魚なんや」
「アオリイカとモンゴイカはこんな風に違うンや」
スーパーの切り身ばかり見ていては、料理の腕もあがらん
でしょう。

商品の他にもいろんなものを発見できます。
ひっそり佇む井戸、海水で1つだけさびているマンホール、
電話室や、公衆トイレなどなど。
普通の道ではなかなかお目にかかれない物件に出合えるはずです。

お店の人にはあだ名をつけちゃいましょう。
「お、鳥羽一郎、今日も調子よさそうやな」
とか。
「いらっしゃい、いらっしゃい」
「買おて、買おて〜」
こんな売り声も、鳥の囁き、虫の音色と思えばプレッシャー
にはならないでしょう。
逆に「あそこの店主エエ声してるな〜」とか「季節や時間で
声が変わるんや」とか思えるようになればもう大丈夫。
そのうち「今日は声に張りがないなァ、どないしたんやろ」
なんて思えるようになってきます。

こうして散歩道になってしまう頃には、お店の人達も
「なんか知らんけど、たまに通る人」と思い始めるでしょう。
「市場は道」だと思うこと。
初心者の方は、まずここから始めてみてはいかがでしょうか?


2006年10月10日(火曜日)

スローショッピング

カテゴリー: - naddist @ 14時33分21秒

我が家の夕食の食材は、ほぼ100%市場で買っています。
と言うと、怪訝そうな顔をする人がいます。
このスーパー全盛の御時世に…といった感じ。
中には「え?市場ってまだあるの?」てな感じで
市場自体を知らない人もいるくらい。

なぜ市場へ行くのか?と問われたら、
「そこに市場があったから」としか答えようがありません。

小さなトンネルのような空間にひしめき合う、様々な食材の色、匂い。
魚の形をした魚。肉の形をした肉。色とりどりの野菜。
やはり醍醐味は、市場が単に商品を陳列する店の集積でないこと。
活きた魚は客の要望にしたがって、魔法のような手さばきで解体され、
商品となる。
大きな肉塊が解体され、みるみるうちにそれぞれの部位ごとに
整理されていく。
とても食品に見えない鰹節が職人技で削られ、文字どおりの花かつお
に昇華していく。
これらの加工過程をブラックボックス化せずに、全部見せてしまうのが
市場の真骨頂なのです。

そして「販売」もアミューズメント。
秤にのせなくても正確に200gをつかみ取る計量技術。
丸い玉子や、長い牛蒡も、みるみるうちに包んでしまう梱包技術。
おいしい調理法や旬のものなど、なんでも教えてくれる営業トーク。
考えられない値引き。

そして摩訶不思議な専用機器類。
リボンがぐるぐる回るハエ除けの機械。
豆腐を通すだけでパッケージングできてしまう機械。
そして、ゴムひもで吊られたバケツの小銭入れ。

それらの一連の流れは「ピタゴラ装置」なんて足下にも及ばない
めくるめくアミューズメントなのです。

さらに買った商品が新鮮で旨かったり、安かったりする。
そして通えば通うほど面白くなる。
ただ商品を買うだけのスーパーとは全く別物。

ただし、いきなり市場へ行くのは抵抗がある人も多いと思います。
当ブログ「私を市場に連れテッテ」は、そんな皆さんへ
灘の市場のステキさを伝えていきたいと思っています。


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