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2009年4月7日(火曜日)

Yさんのこと

カテゴリー: - naddist @ 12時00分44秒

3月いっぱいでナダタマとも関わりの深い市場の店が閉店しました。
閉店ネタを書くのは気が進まないし、あまりにも個人的なことなのですが、
少しだけ。

私事ですが、ナダタマ開設以前の今から12年ほど前に「naddism」というフリー
ペーパーを発行していました。
「naddism」はA4版3つ折りで不定期発行、灘のトンネル、灘の川などをナナメな
視点でを紹介する、ナダタマのチラシ版というところでしょうか。
この「naddism」は印刷物だったので、スポンサーによって支えられていました。
いや、スポンサーなんて大袈裟なものではなくむしろ「カンパ」と言った方がいいかも
しれません。そのスポンサーの一つが畑原東市場の豆腐屋さんのYさんでした。

フリーペーパー「naddism」

彼は街のアニキ、いや師匠といった存在でした。
震災後、まだまだ深刻な問題が山積なのに、能天気な灘活動に精を出す筆者(naddist)に
「naddistちん、やりたいことやったらええねん、ガハハハハ」といいながら様々な場面で
背中を押してくれました。
そして
「なんかあったらオレに言うてこい」。
こういう人が街には必要なのです。
また、市場の人たちやいろんな灘人たちを紹介してくれたり。
「こいつがnaddistちんや、かわいがったって。ガハハハハ」
市場のこともいろいろと教えてくれたYさん。
「ウチの店の下には川が流れとるんや。貧乏川言うんや。ガハハハハ」
水道筋の居酒屋では、Yさんが作った豆腐を食べながら震災前の水道筋のことや市場のこと、
そしてこれからの灘区のことなどなど。時には喧嘩までしながらの濃密な時間。
そうそう、「Yさん、今年の忘年会は摩耶埠頭でやりましょうよ!」なんて、
寒風吹きすさぶ真冬の摩耶埠頭にこたつを持ち込み、鴨鍋を食べるというおバカな企画にも
「こんなとこで酒飲むなんて、お前はアホや!」とかいいつつ、つきあってくれたり。
やがてこのノリが「摩耶山ビアガーデン」や「摩耶山リュックサックマーケット」などに
つながっていくのです。
震災後、疲弊した灘の街でまちづくりに奔走するYさんは、まさに灘戦士。
夜遅くまでの会議、そして早朝からは本業の豆腐作り。
そしてとある年の春、ちょうど今頃。
都賀川の桜まつりの準備を終えたあと、Yさんは倒れました。

Yさんが倒れた後は奥さんが店を切り盛りし、やがておいしい総菜が評判になって
いきます。白和え、かぼちゃのたいたん、大根のたいたん、ひじき、オクラのごま和え…
さすがと思わせる白和えや卯の花など豆腐総菜は特に人気の逸品。
我が職場の市場ランチにもたびたび登場しました。
そろそろナダタマで紹介しないと、などと思っていた矢先の閉店でした。

「Yさんやったらなんて言うやろな」
今でもなにか新しいイベントをしたりするときいつも思うことです。
Yさんはまだ床に伏せたままですがそのうち店のシャッターが開いて、奥からあの
笑い声が聞こえてくるような気がします。いやきっと怒られるやろな。
「naddistちん、お前最近ナダタマ更新してへんやろ!ガハハハハ」
そんな日が来ることを楽しみにしています。


2008年4月10日(木曜日)

水道筋発、市場系カフェ

カテゴリー: - naddist @ 10時00分00秒

道頓堀のくいだおれが倒れるというニュース。
どんな人気者でも、本当にささえる人がいないと倒れちゃうわけです。
なんだか寂しい話です。

しかしここ水道筋界隈は春を待っていた桜が一斉に咲くかのごとく
なんだか新店ラッシュです。
バー2軒、カフェ1軒、美容院2軒、鉄板焼、焼肉などなど…
そして市場の中も新しい花が咲きました。

ニュー場内食堂の登場です。
市場の食堂といっても、もちろん東京の築地市場の食堂みたいに、
「プロが集まってそうで、とてもトーシロは入れないような微妙な空気感があって、
おまけになんだかわかんないけど丼や皿から海老フライの尻尾なんかがはみ出てて、
[メンコロドミソダクダク汁なし小!]なんてわけのわかんない符丁が飛び交ってて、
時には味噌汁がカウンターに飛び散ってて、それをカウンターに置いてある共用の布巾で
客が拭かなければならなかったりして、そんなことしながらちんたら食ってたら、
後ろからつつかれそうで」的な店ではありません。

また震災後、新しい市場シーンをつくった「新家」「汽笛亭」「離れの宴」「チンタ醉宵食堂
モンク」といった「畑原ナイトスポットムーブメント」ではなく、昼間のイートインショップです。

サンドイッチ&カフェ「ふっくら」。
場内食堂というよりは場内カフェといったたたずまい。
まず明るい。そんでまったりしたポップ感。
明らかに周りのテンションと違う。
これなら市場初心者の皆さんにとってもハードルが低いはず。
例えて言うなら、
まるで「アパッチ野球軍に水原勇気が入団してしまった感じ」と申しましょうか…
いや、ちょっと違うな…
まるで「ジャズ漫画漫談の木川かえるに木村カエラが弟子入りしてしまった」ような…
わかりにくいな…

ロゴなんてこんな感じなんですから。
看板
どうです。
もう「ゲゲゲの鬼太郎の屋敷に、突然はばタンが遊びにきちゃった」ようなもんです。
ま、とにかく市場がほんわか明るくなったわけ。

さて肝心の商品ですが、場内食堂というと思い出す[丼物、カツ物、刺身物]という
「場内食三羽烏」ではなく、カフェ系サンドイッチです。

カフェ系のサンドイッチっていっても、ボサノバ好き系でバンダナ系でナチュラルメイク系の
おねいさん系がつくる、イケア系のデザイン系な食器に盛りつけられた系の、スプラウト系が
サンドされた、なんだかスカした系でおままごと系のちょこまか系オーガニック系、多様に
見えて実はステレオタイプ系な、いかにも系カフェ飯とはひと味違います。

どうです、この柔らかトンカツサンドの厚み!
柔らかトンカツサンド

どうです、このチーズバーガーの直径!
チーズバーガーセット

で、しっかりと手作りな味もすこぶる誠実なわけですよ。
衒いがない。素直に旨い。
まさしくボリューム、味とも「市場系」であります。

サンドイッチを頬張りつつ外を見れば、そこには石畳の小径でも、緑あふれる中庭
でもなく市場の風景が広がります。
この視点、かなり新鮮です。
市場を「眺めながら」のランチ。
ありそうでなかった市場の過ごし方です。

「水道筋の風情が気に入ったんです」
と、元々大阪のオフィス街でサンドイッチカフェをされていたオーナーさん。
うれしいじゃありませんか。

市場はスーパーのような「1つの施設」ではないと思うのです。
スーパー的な物に代替されるような、やわな空間では決してない。
市場は[状態]かもしれません。
長年育まれ、熟成されてきた多様な個性が集まった[状態]ではないかと。
いわば水蒸気が集まってできる「雲」のような感じ。
決して人が一朝一夕につくることはできないものです。
この市場系カフェのような新しい水蒸気が新たな市場の[状態]をつくり出し、
新しい市場好きが増えてくれたらうれしい限りなわけでっす。

水道筋発、市場系カフェ。
岡本系とはひと味違います。(おそらく)

※まだ開店したてで、市場者(イチバー)がどひゃっと押し寄せて、
 ご迷惑がかかるといけませんので、あえて場所は伏せます。ご了承ください。


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