2007年 6月
« 5月   7月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録
最近の投稿
2010年2月27日(土曜日)
本日解禁
2009年7月15日(水曜日)
[報告]歌声市場
2009年6月26日(金曜日)
[灘中央市場]市場でグルメ!お座敷イベント
2009年6月22日(月曜日)
市場バンド、山のマーケットへ
2009年5月17日(日曜日)
リュックサック「風」マーケット
私を市場に連れテッテ! 月別過去ログ
私を市場に連れテッテ! カテゴリ一覧
私を市場に連れテッテ! 最近のコメント
  • オメガ#26178;計 アクアテラアクアテラ: オメガ#26178...- [TrackBack]
  • ハミルトン#12505;ンチュラ#12468;ールド船絅 ゴルド: ハミルӠ...- [TrackBack]
  • ハミルトン#12472;ャズマスター#33258;動巻マスタ 徭: ハミルӠ...- [TrackBack]
  • ブレゲ#12463;ラシック#12452;エローゴールドイエロゴルド: ブレゲ#12463...- [TrackBack]
  • ハミルトン#12472;ャズマスター#12391;かいマスタ でかい: ハミルӠ...- [TrackBack]
  • ハミルトン#26178;計#12501;ァッション ファッション: ハミルӠ...- [TrackBack]
  • ブライトリング肇螢鵐?#12512;ーブメント ム?ブメント: ブライӠ...- [TrackBack]
  • オメガ#20013;古 スピードマスター圦`ドマスタ: オメガ#20013...- [TrackBack]
  • ハミルトン#12459;ーキ#12497;イロットキ パイロット 2ch: ハミルӠ...- [TrackBack]
  • ハミルトン#12459;ーキ#12362;すすめ`キ おすすめ: ハミルӠ...- [TrackBack]
最新の灘イベント情報
予定なし

2007年6月28日(木曜日)

絶品当たり前コロッケ

カテゴリー: - naddist @ 16時00分57秒

「大きい会社になるとああいうことするんかねえ…
 安うせえ言われたらやってしまうんやろかねえ…」
と、灘中央市場は土居精肉店のお母さんがコロッケを揚げながら
ポツリ。

巷で話題のミートホープの偽装ミンチ事件。
「混ぜたらわからない」って…
人生幸朗師匠が健在だったら確実にボヤかれるはず。
全く、カアチャンカンニンでは済まない話。
カト吉もグルっぽいし、最終製品であるコロッケを店頭に
並べていたコープ。もうヘタレだらけですな。

ま、市場で買い物をしているとこういうことはあまりピンと
こないわけで。
たとえば合挽ミンチを頼むと、牛と豚をちゃんと分けて入れて
くれる。つまり「混ぜないので良く分かる」状態。
またこの売り方だと「牛7に豚3の割合で」「1:9で」なんて
いうオリジナルブレンド買いも可能。
そしてこのミンチを使ったコロッケやミンチカツのおいしさは
言うまでもないのです。
もちろんミンチ以外もぬかりはなし。
店内で一心不乱に膨大な玉葱と向き合う兄やん。
「機械で切るとおいしくないねん」
と、玉葱のみじん切りも手作業。
「こだわって作ってると、ウチみたいな小さな店では
 ようさん作られへんからねえ。
 なくなったら売り切れ御免ですねん」

売り切れ御免万歳。
当たり前と言えば当たり前なのだが、この当たり前が
当たり前でなくなった時代こそ市場のプロ意識(市場魂と
いってもいいかもしれない)が基盤となった「信頼の市場印」
がもっと脚光をあびていいはずだ。
そしてもちろん「エエもんを安く」が市場の真骨頂。
ピカピカに見えて、明るくて清潔そうなところに実は闇があり、
少し古ぼけたような市場にこそ、今の日本人が忘れてしまった
透明感のある当たり前があるのかもしれない。
ともあれ、偽装ミンチを伝える新聞記事を横目で眺めながら、
市場印の「絶品当たり前コロッケ」は今日も当たり前においしいのだ。

土居のコロッケ


2007年6月15日(金曜日)

横尾忠則氏畑原Y字路に出会う

カテゴリー: - naddist @ 12時30分44秒

先日、なんとアノ「横尾忠則」さんが畑原市場のスタンド
「チンタ」にふらりと飲みに来ました。
横尾さんといえば、アナタ日本を代表するアーチスト。
チンタのマスターは美大出身ですが、だからといってそんな
大御所が市場に来るとは…。
なぜ彼は畑原市場に来たのでしょう…?

彼は市場の空間そのものにひかれてやってきたのです。
カンのいい方ならピンときたかもしれません。
ご存知のように畑原市場は途中にY字路がありますが、
この「畑原Y字路」を見にきたのです。

横尾さんの最近の代表作「Y字路」は、全国にあるたくさんの
Y字路をひたすらキャンバスに描き続けるシリーズものです。
水道筋が、いや灘区が誇る畑原Y字路が横尾さんのおメガネに
かなったというわけです。
あたりまえですが、こぎれいなビルにはいったスーパーマーケット
だったら彼はここを訪れることはなかったかもしれません。
だってそういうところにはY字路ないですから。
途中で曲がったり、小さな抜け道があったり、とんでもなく
長いトイレへのアプローチがあったり、アップダウンがあったり
川が流れていたり、お稲荷さんがあったり、そこで猫が昼寝していたり。
まるで全体が1つの生き物のような空間が水道筋の市場です。
最近はやりの「○○博物館」や「○○レトロの町」みたいな
精気のないニセ昭和もどき空間にはないリアリティがここには
あります。

そしてY字路。
街のシワのような道。
なんとなくワクワクするようなドキドキするような不思議な道。
Tバック、いやT字路や十字路では味わえないセクシー感。
そして寂寥感。
畑原Y字路がもしT字路だったら…
考えただけでもぞっとしませんか?

もちろん横尾さんは
「単に形の良いY字路があると聞いたんで来たのよ。
 味があるとか歴史がどうのなんて関係ないね」
なんておっしゃるでしょう。
でも、もしまたふらっと「チンタ」のカウンターで飲んでいたら
お聞きしてみたいものです。
「ヨコオ」の目に畑原市場はどう映ったのかを。
そして畑原Y字路の先に何が見えたかを。

畑原Y字路


30 queries. 0.035 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress