ナダ「真っ赤なお鼻の〜トナカイさんを〜鍋に入れたら〜うまいよね〜」
タマ「やめなさいって」
ナダ「だって水道筋じゃ、サンタも食うんだぜ」
タマ「わけわかんない」
ナダ「ほれ見てみ。水道筋サンタ一網打尽の図」
タマ「わ！サンタが捕まえられてる！でも小さいなぁ」
ナダ「でもさ〜鍋に入れるならこれくらいのが旨いぜ」
タマ「やっぱ旭ポン酢ですかね？」
ナダ「いや、やっぱりプリンセスソースの泥だろ」
タマ「え…鍋に泥ソースっすか？！」
ナダ「だって水道筋じゃ、明石焼にソースつけるのが定番だろ？
　　　あれといっしょ」
タマ「なるほど」
ナダ「お子さまには、さらにケンコーマヨネーズをば」
タマ「それはどうかと」

タマ「立派なトンネルですね」
ナダ「森村架道橋だな」
タマ「森村…人の名前ですかね」
ナダ「馬鹿だねえ、地名だよ」
タマ「だってココ灘北通と灘南通の境ですよ」
ナダ「むか〜しむか〜し森村というそれはそれは小さな村があったとさ」
タマ「いきなり日本昔話かよ」
ナダ「おっか〜おっか〜大変じゃ〜」
タマ「市原悦子バージョンだ」
ナダ「村に陸蒸気が走るんだっぺ」
タマ「茨城の話になってるし」
ナダ「そりゃ〜大変じゃの、鍛冶屋村に行けんようになりますばってん」
タマ「方言、無茶苦茶だし」
ナダ「ということで、森村には大きなトンネルができましたとさ。
　　　めでたしめでたし」
タマ「はしょりすぎてると思うんですけど」

※もちろん森村は、この辺りに実在した村です

ナダ「いいだろ〜このマンホール」
タマ「ただのマンホールにしか見えないですけど」
ナダ「よく見てみなって」
タマ「あ、蒸気管て書いてありますね」
ナダ「これはだな、神戸製鋼から出る蒸気を酒造所に送る管が入ってんの」
タマ「なんでまたそんなこと」
ナダ「酒造所とかで米蒸したりするだろ？その熱源として使うのよ」
タマ「へ〜」
ナダ「ま、灘の酒造りと灘の鉄造りのフラストレーションってとこか」
タマ「なんか仲悪そうですね」
ナダ「いや違うな、灘の酒造りと灘の鉄造りのエスカレーション…」
タマ「あの〜それを言うならコラボレーションじゃないですか？」
ナダ「あ！そうそう！そのフラボノイド！」
タマ「それガムだし」

ナダ「さあこの橋はなんというでしょーか？」
タマ「これがもしかして…灘のタカバシですか？」
ナダ「その通り！さあ赤が飛び込んだ！そして青が赤に変わる！」
タマ「今度は児玉清かよ…しかしショボイ橋ですね」
ナダ「あ…言っちゃったね」
タマ「え？」
ナダ「禁断の言葉を…言っちゃったね」
タマ「マ、マズイっすか？」
ナダ「岩屋村と原田村の悲願の架け橋を『ショボイ』って言っちゃったね」
タマ「そ、そんなつもりでは」
ナダ「100年もの歴史を誇る橋を『ショボイ』って言っちゃったね」
タマ「すいません！」
ナダ「そんな愚かなキミには…」
タマ「なんですか…？」
ナダ「アタック、チャ〜ンス！（拳）」
タマ「そこに戻るのかよ」