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2008年6月14日(土曜日)

底抜け!痛快!!船成金の館(46)

カテゴリー: - dr-franky @ 20時17分04秒

 1週間お休みを頂戴してしまいました。すんません。
 
 銀次郎の新しい邸の玄関にしても普通の家の倍は優にある。
「しかし、これはいわば勝手口でして」、銀次郎は続ける。
「ゆくゆくは東側に正式な車寄せのある玄関を作る予定です。」
この時点で、たいていの人は圧倒されてしまう。

旧勝田邸内玄関

 廊下は畳敷き、大旅館もかくや、という総延長二十間の長さで続く。
 
 応接室、仏間そして千鳥の間へ。聚楽の壁に雁がねのわたる様を描いた障子が二方に連なる。計画では隠居だが、茶席も設けることができるように配慮されている。

 旧勝田邸千鳥之間

 食堂である雪の間は十五畳、続きの間も入れると二十三畳半はある。応接にしても仏間や千鳥にしても十畳あり続きの間もつく。これだけでも当時としては贅沢な部類の規模だが、更に廊下は奥へと続く。
 
 「ここが私の部屋です」、と通されるのが「桐の間」である。十六畳敷だが、広さだけではない。少し変わった火頭窓に、桐の紋を対に透かし彫りした杉柾目を用いた欄間が付書院を彩る。桐を描いた障子が二方を囲み、次の間側の障子の上には、桐を浮き彫りにした欄間が取り付けられる。障子の引き手も、釘隠しまで「桐づくし」である。 

 しかも伝統的な構成を土台にしながらも、欄間や明り取りなどの開口には六角形や八角形といった幾何学的なモチーフも取り入れて、新しい感覚を持ち込んでいる。 
 ここまでやられると、クラくらしてしまうが、銀次郎邸の「探
険」はまだまだ始まったばかりなのであった。(この項つづく)
 旧勝田邸桐之間部分


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