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2007年7月29日(日曜日)

第29話「楠丘町」

カテゴリー: - aiai @ 08時59分04秒

灘区で3番目に人口の多い町でもあり、3500人余りが暮している。

ちなみに、1位2位は鶴甲、篠原南町の順となる。

楠丘の町名は高羽村字楠丘をそのまま使用しており、
戦前までは神前の大楠に匹敵するほどの大きな楠があったという。

前回に引き続き、楠丘町も石屋川沿いの町だ。

ただし、記田町よりも少し上流側にあり、
その分、こうした石垣からも石屋川の天井川っぷりが伝わってくる。

川沿いの地域の何気ない側溝には、
石屋川の伏流水と思われる清水がサラサラと現れたり消えたりしていく。

石屋川沿いと言えば松並木と相場が決まってるのだろうか。

そういえば「火垂るの墓」に登場する土手も松が印象的だった。

灘区でも、これほど松ぼっくりが豊富な場所というのはそうないんじゃないだろうか。

松ぼっくり大会(?)ができそうだ。

コンクリート三面張りと言えば、自然破壊の象徴のように扱われることが多いけれど、
石屋川や都賀川のような「石垣三面張り」というのはどうなんだろう。

果てしなく続く三面石垣の直線は、ある意味ストイックで美しいような気がしなくもない。

石屋川公園にも定番の動物遊具があった。このゾウはどうだろう。

なんともいい具合にツヤツヤしている。

阪急沿いに西に向かう。楠丘町は予想以上に広大だ。

32度を超える炎天下で写真を撮りながらこのあたりまで来たら、
なんだか頭がクラクラしてきた。

ギラつく太陽をこれでもかと吸い込むような白い布団。

生い茂る森に吸い込まれるように、高羽川公園を下る。

何の植物かと思いきや・・・

・・・バナナでした。灘でもバナナができるほどの暑さだということで。

楠丘町も、震災で大きく様変わりした町のひとつだという話を聞く。

でも、阪急沿線などに文化住宅なんかが残っていたり、石垣や生け垣があったり。

楠丘町は、震災後に新しくできた小洒落た住宅と、
趣のある古い町が交錯するような町だった。


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