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2006年11月16日(木曜日)

第5話「天城通」

カテゴリー: - aiai @ 00時44分12秒

天城通1丁目は、さりげなく阪急の線路に接している。

僕は静岡の生まれだが、石川さゆりの名曲「天城越え」の舞台となった
伊豆のあたりにはほとんど縁がなかった。

歌の中では、隠れ宿の山が燃えてて寝乱れて殺されそうになって・・・、
なんて歌われている天城なわけで、さぞかし物騒な場所なんだなぁ〜などと、
大晦日の度にドキドキしていた頃が懐かしくなった。

だから、阪急の高架トンネルを潜って狭い階段を上がって天城通に辿り着いた時、
僕はついに天城隧道(越えてはいけない一線?)を越えてしまったような
妙な高揚感で胸がいっぱいだった。

天城通1丁目

少し落ち着くために、ヒンヤリとした晩秋の空気を吸い込む。

意を決して、ひょいと小道を左に入る。

天城通には、天城小道とでも呼びたくなるような、粋な路地が連なる。

「九十九折りぃぃ〜、浄蓮の滝ぃぃ♪」

・・・・路地を歩くときに、大きな声を出してはいけない。

九十九折りの路地を、西に西に彷徨い歩いてゆく。

天城通の路地

風呂桶栽培?左側は里芋?

ふと正面に、「風呂桶栽培」とでも呼べそうな作物を発見。

シュールだが、もしかしたらすごく実用的なのかもしれない。

ウチワサボテンの木?

小道を少し外れてみると、今にも動き出しそうなサボテンの大木が行く手を阻む。

天城通の植物たちは、個性的な雰囲気のものが多い。

西へ西へ歩き、フラフラと吉田酒店の前を通り過ぎる。

ちょっと前に、ここのご主人と静岡の地酒「満寿一」という
酒蔵の話で盛り上がったのを思い出した。

暖かい静岡でいかに美味い酒を造るのか、
こだわり抜いた杜氏さんと一緒に仕込みをやった時の話が印象的だった。

吉田酒店を過ぎてから北に上がり、再び天城小道に戻る。さらに西へ西へ。

観音寺川。天城通まで下りてくると滝は見あたらないか。。

天城通の大木、その一。

浄蓮の滝は見つからなかったけど、何かスピリチュアルなものを感じる大木と出くわす。

天城通は植物の宝庫なのかもしれない。

天城通の大木、その二。

まや温泉。「まや」の柔らかい感じがいい。

隠れ宿気分で、まや温泉で一息ついてもいいと思う。

天城通の旅の終わりは、カラフルな美容院のタオルと青い空が出迎えてくれた。

美容院フジマルのタオル。色の違いがいい感じ。

天城通から見た灘の空。

「天城越え」はさておき、個性的な植物が印象的な天城通だった。

次回は泉通の予定です。お楽しみに。


2006年11月5日(日曜日)

第4話「赤松町」

カテゴリー: - aiai @ 01時05分35秒

マツタケを食べた記憶はほとんどないが、
マツタケが赤松に生えるという知識は、きっちりお腹の中に収まっている。

で、赤松町はどうなのかという話。

先に書いておくと、赤松町の赤松はマツタケとは関係ないので、
赤い松の根本をグルグルと探し回っても無駄なのだ。

赤松町の町名は、戦国武将・赤松則村の「赤松城」に由来する。

だが、赤松氏の本拠地は兵庫の西端の上郡あたりらしく、
神戸大学の敷地が「赤松城」の城跡にあたるという噂も、
どうやらツワモノどもの夢の跡ということらしい。

でも、600年ぐらい前に、赤松氏の一族が灘区あたりをウロウロしていたのは間違いないと思うし、
灘クミンが赤松氏の活躍を誇りに思うのは悪いことではないと思う。

そんな戦国ロマンに思いを寄せつつ、「やあやあ、我こそワぁぁぁー」などと、
小声で名乗りを上げながら、神戸大学の工学部に至る急な坂道を上る。

11月とはいえ、額に汗が滲む暑さ・・・。

1丁目からの眺望は抜群。

赤松町1丁目、見晴らしのいいところまで登ってきた。

レトロな車のイラスト付きシャッター。神大生にはおなじみ?

見晴らしに気を取られがちだが、
ふと振り返ってみるとシャッターにクラシックカーの絵が描いてあるではないか。

このシャッターの向こうにマニア垂涎のオールドカーが眠っているかどうかは分からないけれど、
赤松町は、どこか僕の知らない世界につながる扉がありそうな雰囲気で満ちている。

果てしなく続く階段。斜面住宅の必須アイテム?

たとえば、こんな階段の向こうに・・・・。

赤松町の猫。かなり警戒中?

傾斜地を生き抜く猫たちの目つきも、どことなく別の世界を見つめているような。

どこから転がってきたんだろう??

急な坂道を少し下りていくと、溝の中を柿がコロコロと転がってきた。

周りを見渡しても、柿の木は見あたらない。

やはり、どこかに抜け穴や隠れた扉があるのだろうか。

赤松町のメインストリート?


赤坂町のメインストリートを西へ西へ。

カトリック教会の十字架。キラキラしてました。

赤松町の西の端には、六甲カトリック教会がある。

夕暮れに響く鐘の音は、灘のどこまで響いていくのだろうか。

マリア様はベルギー出身?

震災を機にベルギーから贈られたマリア像。

夕闇に響く鐘の音に、優しく耳を傾けているようだった。

戦国ロマンからベルギーまで、赤松町は奥が深い。

次回は「天城通」の予定です。


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