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2008年1月13日(日曜日)

第41話「篠原伯母野山町」後編

カテゴリー: - aiai @ 09時00分33秒

2008年、初灘タビでございます。
本年もよろしくおねがいします。

さてさて。
前回紹介した日当たりの良い伯母野山の東に、
かつては伯父野山と呼ばれた場所があるという。

こちらは少々日当たりの悪いイメージだそうで、
地名的にも伯母の影に隠れて現在まで残されていない。
伯母の影に伯父あり、である。(?)

伯母野山の稜線に沿って延びていく住宅。
遠く見はるかす大阪湾は、靄の中でキラキラ輝いていた。

伯母野山町は、灘区でも屈指の標高差を誇る町だ。
地形図を見る限り、高度差は100m以上あるようだ。

そんな高度差を体現するかのような、
後ろにひっくり返りそうな坂道をグイグイと上っていく。

六甲学院を通り過ぎてしばらくすると、分かれ道に石碑が建っている。

「神戸八景 伯母野山町住宅街 昭和七年八月九日神戸又新日報社選定」

振り返れば絶景。坂道は絶叫系。
神戸八景にふさわしいではないか。

それにしても、叔母野山以外の七景には、
どこの景色が選ばれたのだろうか・・・。

(※神戸又新日報の記事をマイクロフィルムなどで探せば分かるかもしれません。
どなたか神戸八景についてご存じの方おられましたらお教え下さい!)

ゼンリンの住宅地図を眺めてみると、このあたりの住宅には、
外国っぽい名前の人が住んでることが多数確認できる。

昭和7年以前に造られたのだとしたら、
既に70年以上の月日が流れていることになる。

少し脇道に入っていくと、浮ついた感じのしない欧風の住宅が、
ポツリポツリと建っている。

北野の異人館でもなく、御影の高級住宅地にもなさそうな、
和洋折衷の味のある住宅地といったところだろうか。

ところで篠原伯母野山町には、新幹線が走っているらしいのだ。

といっても、篠原叔母野山町の一番高いところから150mほど地下の話なので、
耳を澄ませても音は聞こえてくるはずもない。

でも、なんだかワクワクしてくるような気分になる。

そんな小ネタを拾い集めながら、
今年も灘タビを精一杯楽しませていただこうと思う。

次回は篠原北町の予定!


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