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2007年12月24日(月曜日)

ZOO大ニュース2007

カテゴリー: - naddist @ 18時30分06秒

ナダタマトップページ右に「灘ニュース新着記事」というコーナーがあるのを
ご存知でしょうか?
神戸新聞社さんの了承を得て運営している灘区内のニュースヘッドラインです。
もちろん灘区のニュースだけ自動的に引っ張ってくることはできませんので
毎日ニュースをチェックして「手動」でアップしているわけです。
このヘッドライン、リストとしても閲覧できる様になっています。
閲覧数がカウントされるので、どんな地元ネタが気になっているかもわかるよう
になっています。
で、おそらく今年最後の「ZOOマニア」かと思いますので、この灘ニュースから
王子動物園関係のものをピックアップしてみようかと。
こうやってながめてみるといろいろな事があったわけです。
(リンク先の神戸新聞記事がすでに削除されているものもあります)

まずは2月、悲しいニュースで幕を開けました。
疲れ知らずの鉄人コアラのモモジ逝く。

●「モテモテコアラ」モモジ逝く 王子動物園(2/20)

そして暑い夏。
熱い期待が高まったパンダのタンタンの赤ちゃんですが、残念な結果となった夏。

●パンダの出産、今度こそ?(7/10)
●パンダ2世お預け 旦旦の死産確認 神戸・王子動物園(8/14))

そんな中、繁殖能力のないオスとして中国に帰されたタンタンの元ダンナ
初代タンタンが中国でメスとして出産したののも「どんだけ〜」なニュースでした。

●コウコウ双子を出産?!

そういえばこんなこともありましたね。

●豪で猛威のウイルス 王子動物園のコアラも感染(8/16)

そして猛暑には動物達もぐったり。

●シロクマもぐったり…連続21日真夏日 神戸(8/24)

暑さは高齢化した動物にはさらにこたえたのでしょう。
体調を崩した日本最高齢レッサーパンダの洋洋が10月23日に天国へと旅立ちました。

●動物にも寄る年波 獣医らケアに工夫 神戸・王子動物園(10/11)

年末になってようやく明るいニュースが。
インドゾウ「オウジ」の誕生と、亡きモモジの子「モミジ」の来園。

●インドゾウの赤ちゃん誕生 国内初の雄 王子動物園(10/22)
●愛らしさ父ゆずり コアラ「モミジ」到着 王子動物園(12/13)

長らく工事中だった北園の工事もお正月に間に合いました。

●王子動物園、北園を全面改修 カンガルーなど間近で観察(12/21)

そして来年は彼らの年です。

カピバラ

来年もナダタマ「ZOOマニア」どうぞごひいきに。


2007年12月17日(月曜日)

I call your name

カテゴリー: - naddist @ 16時00分44秒

最近の子どもの名前、違和感ありませんか。
親が自分の子どもにどんな名前をつけようと勝手だし、他人が
どーこー言うことでもないんですけど、気になります。
「凛花ちゃん」とか「花音ちゃん」とか。
明らかに源氏名かグラビアアイドルの名前っぽくないすか?
本当に長期的な視点で命名しているのか?
名前から親の熱い思いや愛が感じられない。
(該当する方がいらしゃいましたらスイマセン)
男子の名前も同じく。
「翔クン」に「魁斗クン」って、なんで「突っ張ることが男の
たった一つの勲章」的な名前をつけたがるんですか?
そしてなぜ子どもを「翔ばせ」たがるんですか?
だいたい、翔んだものは落ちるのが世の中の道理です。
(該当する方がいらしゃいましたらスイマセン)

いや別にそんなことをボヤキたいわけではなくて…
王子動物園に生まれた子ゾウの名前が決まったのです。
去る12月15日に小ゾウのデビュー式典が行われました。
当日、象舎前には朝から黒山の人だかり。
つーか、全然見えないし。

子ゾウのデビュー

来園者の注目が集まる中、いよいよ名前の発表です。
「命名 オウジ」

命名オウジ

やはり、そう来たか…。
予想されていた名前ではありました。
昨今の「○○王子」に乗っかった軽い案ともいえなくもないですし、
語尾を伸ばすと輸入肉ぽいのが若干気になりますが、悪くないかと。
なぜなら、
諏訪山にちなんだ諏訪子、摩耶山にちなんだ摩耶子。
そして王子動物園で生まれたオウジ。
地名を名前に刻むというこれまでの伝統を踏襲しています。すばらしい。
王子という地名が名前としても適していたと言うのもポイントです。
これが天王寺動物園で生まれていたら「テンノウジ」なんていう呼びづらい
名前になっていたわけですから。
それともう一つ
オウジのジは「二」「次」という意味にもとれます。
オウジは夭折した姉モモの弟なのです。モモの分まで長生きしてねという
思いがオウジのジから読み取ることができます。

で、もう一つ気になるのがナダタマ応募案がどうなったかということ。
命名は投票数で決まったのですが、
1位 オウジ 115票
2位 トニー 107票
ムフフ。
ryoさんからご応募いただいたナダタマ案「トニー」が2位に入りました。
次点ですからね。快挙です。
あとは
3位 元気
4位 ズック
5位 プリンス

残念ながらもう一案の「摩耶夫」は入賞できませんでしたが、
上位に「翔象(ショウゾウ)」「象斗(ショウト)」とかの
「突っ張ることが男のたった一つの勲章」的な名前が入らなくてホっと
してますです。でもいくらザークの子だからったって「ズック」はないよな。

とにかくオウジ君には王子動物園のプリンスとなるべく
すくすくと育っていただきたいと願うわけです。

[関連灘ニュース]
僕はハナナガ「オウジ」 子ゾウの名前決定 王子動物園


2007年12月10日(月曜日)

シリ過ぎたゾウ(その2)

カテゴリー: - naddist @ 12時00分16秒

たくさんのシリが過ぎていったゾウのすべり台
「ゾウのすべり台はゾウのオリの近くにあったで」
「いやゾウのすべり台は遊園地の北でしょう」
「遊園地の北は学校があったはずや」
「学校って海星ですか?」
「ちゃうちゃう、商業学校があってん」

ゾウのすべり台の位置についてのベテランと若手の間での論争。
最近になって、灘大学3回生T村さん所蔵の1枚の写真によって
終止符が打たれました。
下記の写真です。

ゾウ舎前すべり台(S27)

昭和27年の稗田幼稚園の卒園アルバムにあった王子動物園内で写された
スナップです。
子どもたちの後ろに2基のすべり台が写っています。
よく見てください。
その後ろに「ビスコ」の広告テントに被われた喫茶室が見えます。
つまりすべり台の上が遊園地ということになります。
ということはすべり台をおりたところがゾウ舎。
しかもゾウ型ではなく鉄製のシンプルな構造です。
ベテランクミンの言っていた「ゾウのすべり台」は、ゾウ型のすべり台ではなく
「ゾウ舎の前にあったすべり台」であったということが判明しました。
これは灘的には桜ヶ丘の銅鐸発見をも凌駕する大発見でした。
やがてこの「ゾウ舎前すべり台」は消滅し、現在のスベリゾウのみに
なったようです。
下は現状の写真です。

ゾウ舎前すべり台跡(H19)

かつてすべり台があったところにはいつも諏訪子さんがいます。
子どもたちで賑わっていたゾウ舎前すべり台がなくなって
いちばん寂しがっているのは、実は諏訪子さんかもしれません。

さて、今週末12月15日(土)10:30より、いよいよ諏訪子孫の
お披露目会があります。
同時に名前も発表されるそうです。
ナダタマ案は果たして採用されたのか??
乞うご期待。

子ゾウの一般公開告知


2007年12月3日(月曜日)

シリ過ぎたゾウ(その1)

カテゴリー: - naddist @ 12時00分25秒

ズゼ&マックのベイビーエレファント誕生にわく王子ZOOですが、
忘れてはいけないゾウがあります。
王子動物園きっての人気者「スベリゾウ」。
コンクリート製のモダンなフォルムの2匹のゾウの鼻がすべり台になっている無料の遊具。
遊園地の奥、ロケーション的にはかなり裏感のある場所なのですが、
休日はいつも子どもたちで賑わい、順番待ちしている風景が展開されています。
灘っ子なら阪急王子公園駅(旧西灘駅)のアーチ下斜面とともに、
一度は滑ったことのある場所でしょう。

すべりゾウ(南景)

あまりにもよくすべるので「受験前には近づいてはいけない」という
灘伝説を産んだ場所でもあります。
「ウチは親子三代でお世話になっています!」
という人もいるくらい歴史もあり、手元の資料によると昭和30年代の
園内地図にはすでに「スベリ台」の文字が確認できます。
王子動物園の開園が昭和26年ですから、開園後しばらくして設置された
ようです。いったいどれくらいのケツ圧を受け止めて来たのでしょう。
王子動物園はご存知の通り「坂の動物園」。
園内は高低差があり、そこを坂や階段でつないでいく。
まさに神戸らしいワクワク空間シークエンスが表現された施設です。
このすべり台も敷地の高低差を利用した遊具。
王子動物園ならではといっていいでしょう。

すべりゾウ(H19)

すべりゾウ(S50年代)

上が現在平成19年、下が今から30年ほど前、昭和50年代のすべり台の
写真です。
耳の色、手すりの色など忠実に継承されていることがわかります。
30年前の写真には外国人の灘っ子たちの姿も確認できます。
現在は六甲アイランドに移ってしまった外国人学校「カナディアン
アカデミー」がまだ長峰にあったころ。
日本の子と外国の子が同じすべり台を共有し平穏に遊んでいる姿を
見ると、大人の世の中は子ども以下であることがよくわかります。
日本人の子が秩序を乱そうとすると、金髪の少年が
「何しとん!ちゃんとならばんとアカンよー!」
と流暢な神戸弁でたしなめていた姿が目に浮かびます。

実はこのすべり台に関して、ベテラン灘クミンと若手クミンの間で
長らく論争がありました。
どうやら長老によると
「すべり台は今の場所(遊園地北)やなくて、ゾウ舎の北(遊園地南)
にあった」らしいのです。  
                           (つづく)

[写真]なだだなVol.8(灘区民まちづくり会議編)より


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