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2007年4月27日(金曜日)

市場と子ども

カテゴリー: - WACK! @ 22時28分00秒

きねまさ本舗と絵
「あった!ここ、ほら〜はよ見てよぉ。」
「あっちに私のあんねん。写真撮って!」
みんな一斉に言うので、体がいくつあっても足りない。
畑原市場に飾られた子どもたちの絵は
視野の上端を賑やかしている。

飾られている絵は以前ココで紹介したもの。
学童の子どもたちも何人か応募し、
それらすべてが市場のどこかに飾られている。
西から市場に入った学童っ子たちは、
まもなくして自分たちの絵に出くわした。

騒がしい声を聞いて、お店の人は店先に並んでくれている。
さながら卒業式の花道だ。
「どないしたんや。ほう、バッジもろたんか。見してや。」
まさか構われると思っていなかった子どもたちはドギマギ。

学童っ子たちの絵は、きねまさ本舗の周りでたくさん見つかった。
これも何かのご縁とこの店で和菓子を買うことにした。
「君ら学校はどこや?」
「美野丘ー!」「摩耶ー!」「福住とか上筒井もおんねんでー!」
買ったお菓子をおばちゃんが包んでくれている間
おっちゃんとの軽快な世間話が続く。
続く、続く…とっくに包み終えたおばちゃんの視線が泳ぐ。
「すんません、そろそろ時間が迫ってるんで…」
と僕が切り出さなきゃ終わる気配が無かった。

時間があまり取れなくて申し訳なかったのだが、
ねちっこいまでに構っていただき、とても嬉しい気持ちだった。
それは僕よりも子どもたち自身が一番感じているだろう。
ゆったり流れる時間、ただお金と物を交換するだけでは無いやりとり。
こんな懐の深さが市場の魅力。

市場が持っている包容力を活かすためのきっかけ、
それが今回は絵だったんだな。
あったかほっこりを子どもたちに知らしめるきっかけ、
今後も続いてほしいものだ。

※ 絵の展示は5月7日まで。


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