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2007年5月25日(金曜日)

ケシ粒

カテゴリー: - WACK! @ 09時28分34秒

ヒナゲシの種取り 
子どもの心を惹き付けるもの
丸いもの
飛ぶもの
動くもの
光るもの
回るもの
乗るもの
振るもの
音が出るもの
サラサラしたもの
モコモコしたもの
(まだあるかもね)

ケシ粒はサラサラしたものだ。
美野丘小からの帰りに、丸山公園への途中に、
そして高尾公園で、今ならどこでも手に入る。
大人にとってはただの雑草。
子どもにとってはオモロいおもちゃ。
今週はヒナゲシの種取りに出かけた。

ヒナゲシの実は二度おいしい。
中身の種はたくさん集めて楽しい。
実のてっぺんに付いている黄色い蓋は
放射状の模様があってお花みたい。
僕らは「お花マーク」と呼んでいる。

裏紙で袋を作って散歩に出かけた。
摩耶学童裏の空き地で、近所の駐車場で、
上野だんじり庫南入ルの道ばたで、
子どもたちは花期を終えたヒナゲシに群がる。
何に使うわけでもない種を、お花マークを、
ただひたすらに袋に流し込む。
収穫に喜びを感じる農耕民族の血のせいだろうか。
それともオタッキーなコレクターにも通ずる
蒐集欲とでも呼ぶような気持ちだろうか。

多くの子は、きっと家でゴミ箱行きにしてしまっただろう。
一時の楽しみ、それも有り。
「家の庭に埋めたよー。」
2年生の女の子は言う。
あの量の種を埋めたら来年庭はエラいことになるだろう。
しかし、本人は生えてくるまですっかり忘れていることだろう。
そんなタイムカプセル的な楽しみも、また有り。


2007年5月18日(金曜日)

紅玉

カテゴリー: - WACK! @ 08時00分00秒

クサイチゴ 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
赤黒く染まった柔い玉を
優しくつまんで口に入れる。
貴腐ワインを含んだかのような
香りと甘みが口の中に広がる。
ワインにはない鮮烈さが
さらなる至福を演出する。

「生きててよかった」

自然と口にした言葉は
子どもたちの気持ちも代弁していた。
たかがクサイチゴのもたらした感動は
それほどまでに大きいものだった。

この一週間、毎日イチゴ取りに出かけている。
毎日取っても、次の日にはまた新しい実が
紅く染まってくれているのだ。
肥沃なる灘の大地とイチゴの生命力に感謝。
 
 
10分間での収穫 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この時期、多様な生命がその営みを力強く刻んでいる。
ケムシも例外ではない。
って言うか多過ぎ。
美味しいイチゴを手にするには
イチゴのトゲとケムシをうまく避けなければならない。

女の子は特にこのような状況に弱い。
ケムシがいるというだけで近寄ることすらできない。
しかし、イチゴは食べたい。
この葛藤がとても重要なのだと思う。

おそるおそる手を伸ばす。
怖くなってすぐに引っ込める。
またソロソロと伸ばす。
えいやっと掴んでさっと引っ込める。
手の中には(ちょっと潰れてるけど)紅い勲章。

代わりに取ってあげた時の「ありがとう!」の笑顔も捨てがたいが、
自分で取れた時の「やった♪」の笑顔の方が
一層素敵だと思うのであった。


2007年5月11日(金曜日)

こども神輿

カテゴリー: - WACK! @ 08時00分00秒

みこし歌 
 
 
 
 
 
 
 
 
えーだも さーかーえーぇてっ
はーもーしーげる はもしげるっ
ちよのーぉ かみいさめっ

 わ っ し ょ い!
   わ っ し ょ い!
 わ っ し ょ い!
   わ っ し ょ い!

神様を乗せたお神輿は
神輿歌に祝われ、かけ声のリズムで
五毛、上野、畑原の順に牽かれて回る。

おみこし 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今年の本宮はアツかった。
真夏かと思うほどの日差しにめげず、
子どもたちは大きな声で熱いハートを一つにした。
まさに「わっしょい」。
御旅所でもらったラムネがうまい。

半日かけて氏子地域をぐるりと練り歩き、みんなくったくた。
それでも終わったあと縁日に駆けだしていくのが
子どもたちの底力なんだな。
みんな、民繁盛への貢献ありがとう。

さて、上にも書いたとおり、今ではかき手の低年齢化が進み、
神輿を担いで回るにはあまりに体力的に厳しいので
出発と宮入以外は台車に乗せて牽いている。

祭り大好きな青年たちはだんじりに行ってしまった。
だんじりに乗ることを夢見る高学年男児も
今のうちからだんじりへ。
五毛の氏神様を氏子地域へお連れする大事な役割は
女の子や中学年以下の男の子の手に委ねられた。

かつては五毛天神でも大人の神輿があったそうだ。
それがこども神輿となり、それでも数年前までは
全行程担いでいたそうだ。
お神輿が全く出ず、神主さんがご神体を抱えて
氏子地域を回った時代もあったそうなので、
そこからは幾分か盛り返しているが。

だんじりの再興とトレードオフなのかもしれないが
神様をお乗せするお神輿がもっと見直されても良いように思う。


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