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naddistアーカイブス > 2004 > 2004年6月 > [040615-185]帰ってきた灘駅弁あるいは新灘駅弁
[040615-185]帰ってきた灘駅弁あるいは新灘駅弁
投稿者: Nada 掲載日: 2004-6-15 (1724 回閲覧)
...n a d d i s t
...040615-185
...
...naddism Edit.


■CONTENTS======================================================



・灘駅よ永遠なれ〜帰ってきた灘駅弁あるいは新灘駅弁
・なだっちゅーの!152
     ▼西灘劇場最終日&さよなら「ときわや」
     ▼六甲オリエンタルホテルです!
・naddist NEWS(naddistからのお知らせ)
     ▼「灘駅弁〜初夏の灘」販売開始 



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お陰さまで好評でした「灘駅弁」。
なんか「駅弁のホームページ」にも掲載されたりしたみたいで、えらい
ことでした。もちろんこれで終わらないのが「灘駅弁」
食べそびれた皆様、お待たせいたしました。
灘駅弁が装いを新たに帰ってまいります。
あの「灘駅」がなくなるまで続けます(?)



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■灘駅よ永遠なれ
       〜帰ってきたウルトラ灘駅弁あるいは新灘駅弁Q太郎



              TEXT:naddist



灘駅弁製作販売から一月程たったある日、
駅弁仕出しチーム、新家のテルがつぶやいた。



「naddistさん…あの…実は…その…」
「どないしたん?」
「あの…実は…灘…」
「灘の何?」
「その…この前やった…灘駅弁なんすけど…」
「あ〜灘駅弁、ホンマにご苦労さんでした〜、また頼むわ」
「あの…灘駅弁またやりたいんですけど…できたら6月くらいに…」
「ろ、ろくがつ〜!?来月やん!」



4月3日の桜まつりにおいて、怒濤販売を行ない怒濤完売した灘駅弁。
あの怒濤七転八倒な状況にもう一度怒濤チャレンジしようというのか?



「当日食べられなかった人が多かった、言うてはりましたよね…」
「そう、結構楽しみにしてくれてた読者さんも多かったみたいやな」
「その人達のためにも、ウチの定番弁当にしよと思てるんです」
「えー!定番言うたって、あんな手のかかる事、毎日でけへんやろ!?」
「予約注文にして1月に2回くらいやったら、なんとかなる思います」



予約注文はいいとしても、メニューはどうする?
季節的に前回の灘駅弁に使った菜の花や新子はもう使えない。
もう初夏である。旬の素材を使った夏の駅弁にしなくてはならない。



「naddistさん、夏の灘駅弁、どんなメニューにしたらいいでしょう?」
「初夏の灘駅弁のメニュー…か
 …王子プールとかどうやろ?いや鶴甲プールでもええんやけど」
「プール…すか?」
「そう、子どもの頃、夏になったらみんなプール行くやろ?
 灘のプールの特徴は市街地やのに緑に囲まれている…イタリアの太陽の
 様な日射しの下、緑に囲まれたプールで水と戯れる灘の子ども達…
『都賀川稚鮎のコンソメゼリー寄せイタリアンパセリ添え王子プール風』
 ってのはどう?」
「いいっすけど…今プール熱が流行ってますから…でも鮎はいけますね」



そう鮎である。
都賀川に鮎がいることはご存知かと思うが、大阪湾に流れ込む河川では
唯一都賀川だけ産卵があるそうだ。
灘区民の努力であの「どぶ川」がここまで生まれ変わった。
「あの全国区飲料水『六甲のおいしい水』は…都賀川系の水だった」
という灘トリビアもいまや常識だ。
そして、上流の六甲川ではホタルまで確認されている。



そうだ、六甲川もモチーフに使いたい。
水車新田という地名が残っているように、六甲川には水車があった。
「工場」ともいえる、巨大な水車小屋で挽かれるのは、酒米や菜種油
であった。



「鮎の天婦羅と…水車が欲しいな」
「す、水車っすか?!」
「蓮根とかでなんとか表現できへんかな?」
「…やってみます」



六甲川をモチーフにするなら、同じ都賀川上流の杣谷川も欲しい。
杣谷川にある長峰ダム。
今はもう土にうまってしまったが、その昔は「六甲のおいしい水」が
満たされ、正に「100%六甲のおいしい水使用〜しかも無料プール」
というとんでもなく贅沢な天然プールだったのである。
その贅沢なプールに飛び込む少女達がいた。
あのアン・ルイスも輩出した長峰のアメリカンスクール「カナディアン
アカデミー」の青い目の生徒達である。
透き通るように真っ白な肢体と抜群のスタイルを誇る「アン達」は、
次々と「100%六甲のおいしい水使用〜しかも無料」プールに飛び
込んだ。
彼女達のかけ声はこうだった。
「アブナイでぇ〜いくでぇ〜ワオ!」
そのルックスと関西弁の微妙なギャップに灘少年達の胸は高鳴った。



「『カナディアンサーモンの六甲のおいしい水使用コンソメゼリー寄せ
杣谷クマザサ添え長峰ダム風』ってのはどう?」
「いいっすけど…さっきからコンソメゼリー寄せ…ばっかりですね…
 でもクマザサはいけますね」



そうクマザサである。
六甲・摩耶の植生を考えた時、忘れてはならないのはクマザサである。
初夏のハイキング。例えばシェール道。
両側に群生するクマザサが、ハイカーに体を揺すって声援を送る。
その声援に応え、ハイカーは歩を進める。
そしてひと休み。耳を澄ませる。
シーンとなった山あいで「クマザサウェーブ」がはじまる。
「ざわわ…ざわわ…ざわわ」
サトウキビ畑より軽目のざわめきが体を包む。
至福の瞬間だ。
そして灘人はこうつぶやくのだ。
「六甲山のほとんどが灘区で良かった…」と。



「笹でご飯を包みたいなぁ」
「あ、それいいですね。
 今の時期だったら新生姜のご飯とかどうでしょう」
「笹巻生姜飯、いいねぇ。でも生姜は灘と関係ないな」
「そこをなんとか…天上寺とか鈴木薄荷とかからまないっすか?」
「からまないね…」
「なんか灘のスパイスみたいな感じで…いかないっすか?」



そうスパイスである。
前述のカナディアンアカデミーにいたのは何も青い目の子ども達ばかり
ではない。そう、ガンダーラ系もいたのである。
灘区はガンダーラ系クミンも多い街である。
高尾通の有名な「エントランス放送禁止系マンション」のオーナーも
ガンダーラ系だったはずだ。
篠原公園あたりで「靴紐ほどけたやん!」と叫ぶガンダーラキッズを見
て「ターバンはほどけへんのや…」と感銘を受けた灘っ子も多いはずだ。
事実、インド料理の名店も灘区にはいくつかあった。今でも東京の某有名
インド系レストラン群にスパイスを卸しているコウベが誇るスパイス卸
「indo spice」は灘浜の手、灘南通界隈にカルダモンな香りを漂わせ、
知る人ぞ知るスパイスカレーの名店「キッチンアイズ」は中原通の路地
奥にコリアンダーな香りを漂わせている。



「夏やしガンダーラ系も欲しいな…新家の人気定番『黒豚のカツ』を
灘的にバージョンアップできへんかな」
「いちよう考えてます…衣は水道筋の老舗パン屋の自家製パン粉に
六甲山牧場のパルメザンチーズを混ぜてカツレツ風に…」
「そこにスパイス入れよ!indo spiceのカレー粉入れて『灘ガンダーラ
カツレツ』!」
「それ!やってみます!!」



時刻は午前2時を回っていた。
こんな感じで初夏の灘駅弁メニューは激しい拡大と収束、失笑と爆笑を
繰り返しながら生まれていった。
しかし単なるたわごとでは無い。
灘の風景や記憶、歴史や佇まい、無数のエピソードをたっぷり盛り込んだ
「初夏の灘レシピ」がこの後、試行錯誤をくり返されながらも黙々と
そして着々と実現されていくのであった。



これが灘区が誇る「灘力(なだぢから)」である。



※帰ってきた灘駅弁!販売詳細は下記naddistNEWSにて!



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naddistに頂いた、皆さんからのご意見ご感想や灘情報をご紹介する
「なだっちゅーの!」を、お送りいたします。
メールを下さった皆様、ありがとうございました。
               →投稿はpostmaster@naddist.jpまで



=============================================なだっちゅーの!152



●さわさき様(生まれた産婦人科跡地で針灸院を開業クミン)



一昨日、西灘劇場最終日の映画を観て参りました。
映画の感想はさておき、小学生低学年時代に
東映こども祭りなどでよく観に行った映画館。
成人してから利用したことはなかったのですが、
「これで最後か・・・」と思うと、とても寂しく感じます。



厚かましくも、何か記念に頂こうと思い、
担当者に直談判して、館内に飾ってあった
かなり大きな観葉植物を頂戴することができました。



灘の大きな財産が一つ失われてしまいましたが、
記念品を頂いた(やや強引にぶんどった)おかげで、
針灸院内にいると、幼少の頃を想い出しながら
西灘劇場への感傷に浸る事ができます。



幼少時代に大きな楽しみを与えてくれた、
また、寛大な心で観葉植物をくださった西灘劇場さま。
長い間お疲れ様でした。



PS.
神戸市震災復興区画整理事業による立ち退きのため、移転しなくては
ならなくなり、たまたま私が生まれた産婦人科の跡が空いておりまし
たので、これも何かのご縁と思い、早々に移転いたしました。
移転前の六甲ハイツは7月末で解体される事になっています。
この六甲ハイツには「ときわや」さんという超老舗の和菓子屋さんが
あります。ご高齢のご主人が一人で手作りされていて、ほのかな甘み
がとても美味しい和菓子を作られていて、茶道をされる方がわざわざ
買いに来られる事も多いくらいです。
しかし、年齢の事から、立ち退き・移転後する事を断念し、
6月20日を最後に、廃業されるとの事です。
数々の賞や表彰を取られていらっしゃって、灘的にも重要な老舗の
和菓子屋さんだと思います
あとわずかで無くなってしまう事はとても残念です。
6月20日まで、あまり日がありませんが、
今までに召し上がった事がある方も、
まだ、召し上がった事のない方も、
是非最終日までに一度、老舗の本物の和菓子を堪能していただければ
幸いに存じます。



  わー、いいなあー。いいなあー。
  西灘劇場、最終日最終上映に出かけた時た、たまたまいた読者さん
  から「naddistさん、なんか貰うんでしょ?」と言われて
  「いや、別に・・・」なんて意地をはって、何ももらわず
  仕舞いでした。
  でもいつも何かがなくなる時思うのですが、最後に「さびしー」
  とかいって駆け付けるのではなく、最終日は家で黙祷を捧げる、
  くらいの灘人になりたいものです。それにはやはり今の灘での
  生活を一日一日大事に「経験」しなければ、と思う次第です。
  街は変わるものであり、不変のものではありませんので。
  震災でよ〜く分かったはずなんですけど、ね。
  --------------------------------------------------------nad



●池田 浩 様(六甲オリエンタルホテル Sales-Directer)



naddistさま
いつも楽しく拝見しております、このたびは六甲山上をドライブされた
ご様子([naddist 040530-184]灘ドライブ11参照)、六甲オリエンタル
ホテルにお立ち寄り頂きたかったです。
当ホテルは昭和四年ごろから、日本最古のゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」
の宿泊棟として委託を受けて以来、阪神電鉄が開発した東六甲とともに
歩んでまいりましたが、今年の七月十日で、昭和九年の開業から七十周
年を迎えます。
六月からの記念メニューも充実させてまいりますので、よろしくお願い
します。



「夏のモダン料理」



1.ハッシドコンビーフ、フライエッグ添え、温野菜添え
Hashed Corned Beef with Egg on top,Hot Vegetable
1,500円



2.クリームチキン女王スタイル、バターライス添え
Chicken a la Reine in Rice Border
1,500円



3.懐かしの鯨料理
(1)鯨のカルパッチョ、薬味添え
Carpaccio de Whale w/Condiment
2,000円



(2)鯨のサイコロステーキ、サラダ添え
Whale dice Stake w/Salad
2,000円



(3)鯨のカツレツ、味噌ソース、温野菜添え
Whale Cutlet "Miso"Sauce w/Hot Vegetable
2,000円



以上の料理に1,000円追加で、スープ・サラダ・本日のデザート・
コーヒー・パン(または)ライスが付きます。



PS.
昨日から六甲山上の記念碑台に長らく放置されていた廃屋の取り壊し
がはじまりました。
「道の駅」なんかが出来たらいいなぁと、思っていたのですが、何が
出来るのか、ご存じですか?



  六甲オリエンタルホテルさんから情報をいただきました。
  わ〜い!6月から「懐かしの鯨料理」が始まりました!
  名門オリエンタルホテルさんですから、さすがに
  「鯨肉のノルウェー風」や「竜田揚げ」はないようですが、
  ちょっとハイソで少しエトランゼな鯨料理、楽しみ〜。
  「クリームチキン女王スタイル」ってのもなんか惹かれるなあ〜。
  しかし、六甲山って「日本初」とか「日本最古」とか多いですね。
  元々日本のモダンリゾートの元祖ですもんね。
  灘区の懐の深さでもあります。
  それと、お尋ねの記念碑台廃屋の件ですが、その方面から情報を
  いただきました。
  「記念碑台の解体中の建物跡地は、山の案内人ボランティアガイド
   の拠点を兼ねた観光案内所的なものになる予定です。
   100平方メートル程度で、トイレは併設していますが、
   売店は考えてないようです。来年4月オープン予定です。」
  とのことです。う〜ん売店もあれば面白いのに・・・。
  --------------------------------------------------------nad



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●           naddist NEWS             ●
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●        「灘駅弁〜初夏の灘」販売開始        ●



4月5日の「なだ桜まつり」において、感動の嵐を巻き起こし爆発的
勢いで売り切れた「灘駅弁」ですが、本編でもお送りしたように
なんとなんとなんと製作チームの東畑原市場「新家」さんの受注生産
商品になるのだ!(毎月2回販売)
しかも、四季折々、季節毎に内容が変わるのだ。
もちろん灘区にこだわりにこだわった素材、レシピなのだ。
春夏秋冬、naddist読者なら全種類食べなきゃのだ。



で、今回のバージョン「灘駅弁〜灘の初夏」なのだが、
鰻!鮎!限定新茶に昼網鱧!
勢いで、春灘駅弁に比べると素材も格段にアップしてしまったのだ。
夏だし、ご飯も4種でボリュームアップなのだ。
んで、またまたまたまた手間がかかっった渾身の駅弁なのだ。
ちょっぴりセレブになってしまったのだが、灘人にはきっと満足して
いただけると思うのだ。
そんな灘の贅沢駅弁当、初夏の灘を「舌で」感じてくださいな。
前回の灘駅弁、食べそびれた人も、食べた人も是非、ご賞味ください。
・・・でした。



■6月分販売日時:6月27日(日)
         (7月分販売日は7月19日と25日の予定です)



■場所:創作料理の店「新家」(東畑原市場内:旧あらた寿司)
    灘区篠原南町7-2 TEL:861-3232
    http://www.net-kobe.com/suisui/ すいすい商店街MAP参照



■価格:2000円(税込)



■販売数:限定50食



■注文方法
受注生産品ですので、予約販売のみとさせていただきます。
メール予約は「6月19日」まで受け付けます。
(厳守:当方の都合により20日以降はメールチェック不能)
                  →postmaster@naddist.jp
6月20日以降は、直接「新家」さんに問い合わせて
電話予約してください。(23日で受付は終了します)
                  →TEL:861-3232(新家)



※予約の際は、個数と引き渡し時確認用の名前を明記してください。
※前回と同じく予約者多数の場合、早めに締め切る事もあります。



■引き渡し方法
6月27日(日)の昼12時〜2時の間に直接上記「新家」に取りに
いってください。
なお、当日は店内で食べることも可能です。
(たぶんお酒が欲しくなるかもね)



■これが「灘駅弁〜初夏の灘」の全貌だ!



【青谷「新」茶飯】
灘にも新茶の季節がやってまいりました。
灘区、いや神戸でたった一つの茶園、青谷の静香園さんが手塩にかけ
て育て上げた茶葉「自然新茶〜青谷山」は、無農薬、有機栽培、それ
よりなにより摩耶の空気に育てられた知る人ぞ知るこの時期にしか
味わえない超貴重な灘限定商品。この貴重で高価な茶葉を贅沢に使って
茶飯をこしらえました。
爽やかな初夏の香り。こんな茶飯、よそでは食べられません。



【灘ガンダーラカツレツ】
灘区内にはたくさんのインド人の方が住んでいます。
歴史の深さ、レベルの高さで定評のある「神戸印度料理」は、ガンダー
ラ系灘人の魂なのです。老舗パン屋「マルキーズキムラヤ」の特製パン粉
を使用した衣に、カレー粉をミックスした灘こだわりのカツレツ。
エキゾチックな一品です。



【東畑原市場鱧天飯】
6月に入ると水道筋の市場にも威勢のいい売り声とともに、初夏の訪れ
を告げる瀬戸内の味覚「鱧(はも)」が並びます。
とれとれの市場の「昼網鱧」をぷりっと天婦羅にしました。
そしてご飯はさっぱりとした初夏の王道、青谷梅園由来の梅ご飯にのせた、
かな〜りぜいたくな灘の新しい初夏の味覚です。



【小鮎の天婦羅水車新田風】
灘区が誇る清流都賀川の鮎をテーマにした一品です。
下流で産卵された卵がふ化し、さらに上流をめざし、六甲川に入ると
そこは水車新田。大きな水車小屋がいくつも軒を連ね、灘五郷で使用する
酒米、そして夏の高級献上品、幻の「灘目素麺」などを精製していました。
そこを訪れた元気な灘の小鮎達。
灘のせせらぎの1シーンを再現した一品です。



【摩耶山新生姜飯】
生姜はジンジャーと呼ばれます。学名のZingiber officinaleは
サンスクリット語の根の形を意味する言葉が由来とされています。
サンスクリット語とくればやっぱり摩耶山。
この時期しか食べられない新生姜のご飯を、摩耶六甲ゆかりの笹で包み
込んだ野趣あふれる一品です。



【大石鰻飯】
体力の消耗する夏。やはり鰻でしょう。
都賀川の下流、大石南町は樽職人や菰職人、丹波杜氏などの酒造り系
職人が闊歩する正に「マイスタータウン」でした。この街にに職人気質
の鰻屋さんがあります。naddistでブレイクした「うなぎの山信」。
山信の工房でふんわりと焼き上がった鰻を薄焼き卵でふんわりと包んだ
和菓子のように美しい一品。好評につき、春駅弁からの再エントリーです。



【焼きなすのソテツ味噌焼き】
灘には妙善寺や灘駅、西灘小学校の学校樹など樹齢百年を超える立派な
そてつがあちこちにあります。
また、灘区には「奄美市場(現東畑原市場)」「奄美廉売市場(旧西灘
市場)」もあったように、奄美方面を故郷にもつ方々が多くいらっしゃ
います。そんな灘の名木「そてつ」をテーマに、春駅弁でも好評だった
奄美名産の手づくりそてつ味噌を焼きなすに塗って田楽風に仕立てた
南島の夏が香るオバアな一品です。



【徳井湯葉のたき合わせ】
神戸に一軒しかない湯葉専門店、好評徳井湯葉の炊き合わせ、今回の
顔ぶれは・・・。
かつて区内至る所に合った養鶏場。産みたて卵が食べられるのは灘人の
証しだい!てことで、まずは市街地代表うずら卵の海老巻き。
そして梅雨の摩耶山と言えばあじさい、あじさいといえば世界中で摩耶
山にしかいない「マヤサンマイマイ」。ってことで山代表はマヤサン
マイマイをモチーフにした「ばいの煮付け」
灘の梅雨をしっとり彩る充実のたき合わせです。



【篠原みかんゼリー】
かつて篠原産のみかんがありました。地元では「本みかん」「小みかん」
と呼ばれ、数個しか実がならない貴重なもので、祝儀ものとして正月など
のお供えにされました。そんな古の灘のみかんを思い浮かべながら
ゼリーを作りました。人々の記憶から忘れ去られようとしている、灘の
味覚復活です。



                ※内容は若干変わる場合もあります。



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naddist発行の「鈴木杏樹もカナディアン?」は皆様からのメール
です。お気軽に「町話」「感想」お寄せ下さい。



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・「なだっちゅーの」(読者お便りコーナー)への転載の可否
・転載の条件(匿名希望、ハンドル名等、URL載せる事も可能です)
・現在住んでいる所(もしよろしければ)
・灘区との関わり(適当につけて下さい)
(例)元クミン:元灘区在住
   現クミン:現灘区在住
   (クミン=区民ではないので、他地区の方大歓迎)
等を明記して頂ければ幸いです。



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水道筋6丁目に「アロハバナー」登場。涼し気です。
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