2008年 5月
« 4月   6月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録
最近の投稿
沖声灘語 月別過去ログ
沖声灘語 カテゴリ一覧
沖声灘語 最近のコメント
最新の灘イベント情報
予定なし
オンライン状況
13 人のユーザが現在オンラインです。 (1 人のユーザが 沖声灘語 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 13

もっと...

2008年5月29日(木曜日)

四川の同胞の冥福を祈る

カテゴリー: - utinadanchu @ 01時04分17秒


▼ ここ沖縄の沖灘区事務所から中国四川省までの距離は、東京までとそう変わらない。古くから中国と交流があった沖縄県民および沖灘区民としては、四川大震災のあまりの状況に声を失うばかりである。沖縄県庁前で声をからして義援金の呼びかけと感謝の声をあげている中国人留学生に募金を渡しながら「加油(がんばれ)」といおうとして、不意に13年前のことが頭をよぎり声が詰まった。

 

▼ ところで沖縄は、平年より14日遅く梅雨入りした。観測史上3番目の遅さというが、梅雨入り前にも後にも雨らしい雨は降っていない。日中は暑いが夜は比較的涼しく、むしろ沖縄では年間で最も快適な気候だ。一方で、きょう四国が平年より7日も早く梅雨入りしたという。天気予報などの気温を見ていると、明らかに本土都市の気温が沖縄の気温を上回ることが多くなった。おそらく、体感温度は本土の方が高いに違いない。

 

▼ 先日、沖灘区事務所近くの外壁でゴキブリが大発生した。こちらのゴキブリはワモンゴキブリという茶色い大型種で、屋外にもけっこういる。下水溝などでよく繁殖するらしい。昨日は、沖縄の庭木でポピュラーなイヌマキという木につくキオビエダジャクという蛾の幼虫が大発生していると新聞に載った。ところが、野良猫や野良犬は最近急に減ってしまった気がする。

 

▼ 異常気象によるものかもしれない。そうであれば、まだよいのだ。阪神淡路大震災の直前、動物の動きに変化があることに気づいていた。地震がないといわれ、東京から大企業のデータセンターが移ってきたりしている沖縄だが、すぐ東側に琉球海溝があり、なにより隆起石灰岩でできた島だ。四川省の地震を引き金にした地殻の大変動が東アジアに起こらないことを願いつつ、中国の同胞の冥福を祈る。

 

▼ 先週、FM沖縄でも「幸せ運べるように」が流れた。「地震にも負けない 強い絆を作り 亡くなった方々の分も 毎日を大切に行きてゆこう」に、また涙。

  

  


灘⇔沖縄 通い船対談

vs naddist 様
沖縄神戸文庫の貴重な蔵書の数々、驚きました。
灘でもほとんどお目にかかれないものが沖縄で見られるのも
なんだか楽しいですね。


この状況は、今は那覇では聞くことができない沖縄方言が
移民先のブラジルや出稼ぎ先の尼崎で残っていることと
共通するものがあるでしょう。
移出先では、濃縮された形で残るものと、クレオールとして
融合した形で残るものがありますが、沖灘区では両方とも
顕著ですね。 by 沖灘人



2008年5月21日(水曜日)

沖灘区事務所移転の巻2

カテゴリー: - utinadanchu @ 01時27分51秒


 沖灘区事務所にあるビワの木

▼ 敷地の片隅に、1本のビワの木がある。震災で全壊した、灘区桜口町4丁目にあった祖父母宅にもビワの木があった。子供のころ、木によじ登って取っては食べたもの。数十年後、沖縄でビワを取って食べることになろうとは。ちょっと懐かしい、沖灘の家だ。


 沖灘区事務所にある沖縄神戸文庫

▼ 懐かしいといえは、事務所内には沖縄にも関わらず神戸関係の古くて懐かしい本が結構ある。70−80年代の「ワンダフルコウベ」や「神戸からの手紙」「YELLOW PAGE KOBE」など。大阪の大正区に「関西沖縄文庫」があるが、ここは小さいながらも「沖縄神戸文庫」だ。


 神戸・六甲アイランドから安謝の沖灘区事務所に向かう琉球エクスプレス

▼ 沖灘区事務所へは、12:40に阪神御影から沖縄行きバスに乗り、六甲アイランドを14時に出て翌々日の朝8:30に安謝新港に着き、歩いて10分程度だ。月6−7便が運行している。現在は2等で2万円だ。かつては中突堤から関西汽船などが神戸−那覇を運行したが、現在はマルエーフェリー琉球エクスプレス(奄美海運)だけだ。


2008年5月13日(火曜日)

沖灘区事務所、神戸航路の桟橋近くに移転の巻1

カテゴリー: - utinadanchu @ 08時00分00秒



中央の白い屋根が新しい沖灘区事務所


▼ 沖声灘語は、沖縄県那覇市で書かれている。正確にいえば、摩耶埠頭沖1000キロにある沖灘区事務所だ。naddist氏が「沖灘区は、沖縄の灘区、灘区の沖縄。 そこには県境も国境もない。欲望も飢えもない、もちろん米軍基地もない、ユートピア。殺したり、死んだりすることもない平和な場所」と静かに沖灘宣言した、摩耶埠頭の南西方向にあるノンマルトの世界である。そういえばnaddist氏はきょう、ノンマルトの世界をウルトラセブンで著した故・金城哲夫氏のご実家である牛鍋屋店ですき焼きを食べたはずだ。

 
沖縄戦後の規格住宅だが、内部は洋間にリフォームされている

▼ その沖灘区事務所が5月1日、那覇市銘苅から安謝に移転した。古い平屋の一軒家で、沖縄戦後に建てられたセメント瓦の規格住宅だったようだ。来沖灘する灘区民が増えたため、年中無休で灘区民や沖灘区民が交流できる区民スペースを設けた(ただしスタッフが灘区に出張中はお休み)。キッチンでは、同じく5月に水道筋東側の東畑原市場界隈に常設店として約1年ぶりに再オープンする沖縄おでんサロン「通い船」(ただしレギュラーオープンは週末だけ)の沖灘安謝店として、沖灘の食を楽しめる。

 
室内には、灘区の方向を示す矢印が設置されている。灘への礼拝は万全だ。
東畑原市場近くにオープンする「通い船」では、逆向きのものが設置される予定。
室内のシーサーも、方位磁石を睨みながら、正確に灘の方向を向いている。
壁にかかっているのは灘区の山々の絵と、川西英氏の版画「摩耶山天上寺」。
水道筋ミュージックストリートのTシャツも掲げられている。

▼ 神戸港から来るフェリーの終着港、安謝新港が近い。明治から昭和の高度成長期まで、沖縄からたくさんの出稼ぎ者や戦時徴用工、集団就職者を乗せて神戸港に向かった船の末裔だ。まさに「通い船」だった。灘区民や沖灘区民が船で来沖灘した場合、上陸してまずは沖灘区事務所でパスポートチェックを受ける。それから安謝漁港のパヤオから仕入れた魚に大黒正宗で、無事の航海を祝ってまず一杯ということになろう。ちなみにこの界隈は、地元自治会の区分で「住吉区」という。近くに天久宮という室町時代創建の神社(拝所)がある。当時琉球と往来があった兵庫津から船に乗ってやってきた京都五山系の坊さんが、神仏習合で建てたと思われる。

 実は住吉区という名で呼ばれている



灘⇔沖縄 通い船対談

vs naddist 様
(ブラジル移民に関して)
「小学校の頃、ブラジルから転校してくる子が何人かいました。
彼らはミドルネームを持っていました。
野球は下手だけど、サッカーがうまかったなぁ」


今は東灘の青木にペルー人集落があるとか。
リオデジャネイロと姉妹都市であると、子どものころから
聞かされ続けてきた記憶があります。
クラスに南米系に似た子が必ずひとりはいて、
そういう子はだいたい「マルカーノ」とかのあだ名を
つけられていました。 by 沖灘人


2008年5月7日(水曜日)

灘の清明祭とブラジル移民

カテゴリー: - utinadanchu @ 20時00分46秒


 
イッペーの花


▼ 前回、4月27日に行なわれた都賀川シーミー(清明祭)を書いた。二十四節気の清明にあたる新暦4月5日に沖縄本島を中心に行なわれる行事で、台湾や香港でもこの風習が残るという。考えてみれば、古き灘でも行なわれていたのではないかと思いあたるフシがある。子供のころ、毎年4月初旬の日曜日に現在は区役所になってしまった桜口町4丁目の祖父母宅に親戚一堂が集まって会食をしていた。当時は旧暦でひなまつりをすると説明された記憶があるが、もしかしたら清明祭の名残りではないか。我が家系では、行事には法事の菓子類に混じって月餅が出されていた。

▼ 明治初年にどこからか神戸に流れ着いて貿易商を始めた家系なので、福建か広東系の可能性はある。こうした、国内外の南西方面からさまざまな家系が集まって現在の灘人が生まれたことはたしかだろう。そんな明治時代は、神戸から海外に出る人も多かった。ちょうど100年前の4月28日、神戸港からブラジルに向けて「笠戸丸」が出航した。コーヒー農園と雇用契約してブラジル移民第1号として旅立った781人のうち、324人は「ソテツ地獄」と呼ばれる厳しい経済事情にあった沖縄県出身者だ。

▼ 桜口で「清明」に従姉妹たちと大騒ぎしていた昭和40年代、赤坂通出身の伯父は南米移民船「アルゼンチナ丸」の乗組員として大平洋を渡っていた。春先には旅立つ移民船といれ違いに、沖縄や奄美から大勢の集団就職者を乗せた関西汽船が連日神戸港に入ってきた。
 この時期、沖縄でも、神戸の移民収容所跡地でも、ブラジルの国花「イッペー」の黄色い花が咲いている。


33 queries. 0.058 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress