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2007年3月27日(火曜日)

南島で生き続ける灘アイデンティティ

カテゴリー: - utinadanchu @ 01時12分32秒

沖灘経済地理学演習

沖灘区シティホールから望む那覇市新都心
沖灘区から森越しに那覇市新都心を望む

▼ 灘区摩耶埠頭から南西に真っ直ぐ1000キロ進んだ沖合、東シナ海に連なる琉球弧とのクロスポイントに神戸市沖灘区はある。気温は冬でも20度を超える、市内唯一の亜熱帯エリアだ。小笠原諸島が東京都に属することと似ていなくもないが、歴史的経緯が違う。このことは次回以降で述べる。灘僑の多い沖永良部島、徳之島と、灘、那賀、名瀬、名護、那覇と北東から南西に一直線に連なるナ音列の島々を、学界ではナダネシアと呼ぶことがある。本区である灘との交通は、沖灘区の玄関口安謝新港と灘区灘中央筋を結ぶ安灘栄観光(あんなだえいかんこう)の定期便が月1便就航している

▼ 本区にある土井や水野家のようなコロッケはないが呉屋天ぷら店があり、ナダシンのつぶあんおはぎときなこもちセットはないが儀保の「のーまんじゅう」とやまぐすくまんじゅうがあり、宇宙軒のぎょうざはないが新茶屋のギョウサがあり、ブーンジュニアはないがピザハウスジュニアはある。昔、六甲生田堂やコロヤスにいた美人の娘を彷佛させる美らかーぎーは、黒うさぎやティーダカフェにいる。松蔭や御影のロングスカートはいないが、那覇国際や那覇商のミニスカートはいる。きっと暑いからだろう


妖精キジムナダが住むという沖灘がじゅまるを透かして
北東を望むと、灘が見える(沖灘区銘苅・安岡公園で)

▼ 沖灘区民が使うソースは、灘のプリンセスと沖縄でポピュラーなドリームNo1ソース(兵庫産)をブレンドしたものだ。地元のスーパーではなぜか栃木のブルドックと広島のオタフクがハバを利かせていることに対して、アイデンティティを見せているのだ。もちろん沖灘区民のソースに対するこだわりは、島を領有する沖縄県民とは比べものにならないほど強い。沖灘区民の学校栄養士は、宜野湾市の学校給食の献立に沖縄には存在しない泥ソースを使った焼そばを出した。彼女は業者指定制度のためプリンセスではなくオリバーを使わざるをえなかったことに悔し涙をこぼした。醤油はヒガシマルと玉那覇醤油をブレンドしていることはいうまでもない

▼ ここには仁侠系全国チェーンの本部はない。持て余していた土地を復興住宅用に高額で神戸市に売り付けた製鋼会社の火力発電煙突もない。灘の里山や町並みを食い物にするマンション業者もない。だがここのところ、沖灘区民は定期便で降り立つ灘中央筋の桟橋横にいきなり建ったワコーレの高層マンションに戦慄を感じている。商店街の並びに突然口をあけた不粋なエントランス。民家を押し退けて作られた駐車場とペット洗い場。里帰りやビジネスで灘と行き交う沖灘人は、いつか沖灘にもワコーレが来るのではと、600年前に東シナ海で暴れ回った倭冦になぞられえて怯えているのだ
(つづく)

●沖灘散歩ガイド
ランタナ【植物】=灘区永手町
奄美大島以南分布のはずで、沖縄では野生化しているものも
含めあちこちで見かける花が、六甲道駅北側の歩道で咲いて
いた。もちろん沖灘ではそこらじゅに咲いている。
花はまわりから中央に向けて開花し、黄色または淡紅色から
次第に橙色または濃赤色になる。
ヒチヘンゲともいう。クマツヅラ科、南アメリカ原産。
写真は10月31日、六甲道駅北側、ローソン付近で。


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