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2008年10月28日(火曜日)

摩耶山文庫開設のお知らせ

カテゴリー: - library @ 18時30分41秒

灘区もズルズルと秋めいてまいりました。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。灘文化堂店主です。
今回は今週末連休に開催される灘文化堂がらみのイベントのご案内です。
最近山で本を読んでいますか?
え?山なんかで本読まないって?
だまされたと思って摩耶山で本を読んでみてくださいよ。
とてもすがすがしいですから。

本好き灘クミンならリュックサックに文庫本を入れて摩耶山に登り、
山上のベンチで寝転がって青空の下、本を読んだことが一度はあるはず。
市街地からすぐの天然の書斎、摩耶山で読書を楽しんでいただく企画が
今回開催する「摩耶山文庫〜摩耶山で本を読む日」です。
摩耶山中には素敵な読書スポットがたくさんあります。
山に点在するベンチやテーブルを山の書斎として使ってみようという試みです。
桜谷の川沿いのベンチ、明るい掬星台のベンチ、360度パノラマの天狗塚
湖面が美しい穂高湖畔のベンチ、雄大な景色がのぞめる夕陽ケ丘や天上寺金堂回廊…
どうぞ気に入った場所でのんびり本を広げてください。
また摩耶山文庫ブースでは、灘ゆかりの作家や灘が舞台になった小説、
めずらしい昔の六甲山ガイドブックなど灘区にまつわる本を貸し出しいたします。
文化堂店主は2日とも山上におりますので、ぶらりとお越しくださいませ。

水辺のレスト サンライズベンチ
天上寺金堂回廊 紅葉ベンチ
穂高湖畔ベンチ 夕陽ケ丘ベンチ

「摩耶山文庫〜摩耶山で本を読む日」
日時:11月1日(土)・11月2日(日)11:00〜16:00
受付:摩耶山掬星台 摩耶山文庫ブース(アートフェスティバル摩耶山:掬星台会場)
参加費:無料
主催:灘区役所
協力:灘文化堂(ナダタマ)

●レンタルハッンモック
読書用のハンモックをご用意いたしました。
お好きな場所でおくつろぎください。

●萩原珈琲のサービス
摩耶山文庫をご利用のお客様にはあたたかい萩原珈琲(灘区・城内通)
をサービスいたします。

●摩耶山読書スポットマップ
灘文化堂おすすめの山中の読書スポットを紹介するマップも用意いたしました。
お好きな場所へお出かけください。
(山上の移動はシャトルバスおよび電動アシスト付き自転車をご利用ください)

灘イベント情報でもお知らせしています
摩耶山文庫〜摩耶山で本を読む日(11/1)
摩耶山文庫〜摩耶山で本を読む日(11/2)

天狗塚


2008年10月1日(水曜日)

摩耶の女

カテゴリー: - library @ 10時00分27秒

摩耶の女


摩耶の女(コロムビアレコード)
発売:1968-12/定価:¥370

もう出尽くしたかと思われた灘のご当地ソングだが、ナダタマ読者からのタレコミで
至極の1枚がネットオークションで発見された。
もちろん即入札でゲットしたのは言うまでもない。
昭和43年にコロムビアレコードからリリースされた青山和子の『摩耶の女』。
青山和子と言えば「マコ…甘えてばかりで ごめんね ミコはとっても しあわせなの」
でおなじみの大ヒット曲『愛と死を見つめて」でブレイクしたシンガー。


その4年後に世に出たのが今回紹介する『摩耶の女』。
摩耶山に関するレコードに関しては『奥摩耶音頭』『摩耶小唄』が灘クミンの間では
知られていたが、歌謡曲が存在したことを知る人はそういないだろう。ひょっと
したら水道筋にあったレコード店「摩耶レコード」で販売されたかもしれないのだ。
特筆すべきは、やはり昭和歌謡ライクなジャケットだ。
摩耶の樹海を行く「摩耶ロープウェー」の勇姿。
そして背景には出船入船で賑わう神戸港。
チーママチックな青山和子がフレームインし、にっこり微笑むというデザインは、
灘マニアでなくても心を揺さぶられるはず。

ジャケットをもう少し詳細に見ていこう。
毎月第三土曜日にはリュックサックマーケット参加者で賑わう摩耶ロープウェー
だが、当時のカラーリングは神戸市交通局が経営していたので白地に濃い緑という
神戸市バスの「菊水デザイン」を踏襲したシブいものだった。
まさに「空飛ぶ市バス」といった味わいだ。

おそらく山寺尾根あたりから撮影されたのであろうか、火災に遭う前の旧摩耶山
天上寺の塔頭も見え、昭和40年代の摩耶山の風情を伝える貴重な写真である。
この塔頭の南には摩耶山の主としてあがめられた巨木「摩耶の大杉」があるはずだ。
掬星台に設置されたライブカメラで現在の摩耶山と比べてみるのも一興だ。

実はこのレコードが発売される1年前の夏、神戸を集中豪雨が襲った。
いわゆる「昭和42年7月豪雨」で摩耶山も大きく傷ついた。
摩耶観光ホテルは廃業に追い込まれ、ホテル奥摩耶山荘も営業を中止する。
そんな時代背景の中、この『摩耶の女』は摩耶山復興の機運を盛り上げるために
リリースされた摩耶山応援ソング…ではなかった。

一部歌詞を紹介しよう。

 逃げて弱気になるなんて
 流れ花でも女なの 摩耶の摩耶の夜霧に
 恋をかくした みじめさを
 抱いてわたしわネ 生きてゆく

 流れ花でも心から
 愛を捧げた人がいる 生まれ生まれ変わって
 清い体で 逢えるなら
 妻と呼ばれたい この神戸(まち)で

女人高野とも呼ばれ、お釈迦様の生母、「摩耶夫人(ぶにん)」から名付けられた
摩耶山とはかけ離れたデカダンな歌詞。
どちらかというと敏馬あたりの花街のイメージである。

実は青山和子が摩耶山を歌うのは2回目だった。
昭和38年に発売された神部一郎とのデュエット曲『青い山脈』は国鉄の車窓から
見た六甲摩耶の山並みがモチーフになったと言われている。
同じ摩耶をモチーフにしながらも明るく健康的な青春歌謡が5年後にドロドロの怨歌に
なったわけだ。

と、ここまでつらつらと適当なことを書き連ねてきたが、まだこのレコードを
聞いたことがない。
なぜなら、当店にはレコードプレーヤーがないのだった。

…あそうだ
今度リュックサックマーケットのジューク屋さんでかけてもらうことにしよう。
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