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2008年6月25日(水曜日)

雨に唄えば

カテゴリー: - MJ @ 23時40分00秒

窓をたたく雨音を聞きながら、ビリー・ホリデイや首里フジコの気だるくも心地よい
傷心ジャズ歌「Stormy Weather」を想い起こし、
灰色の空を見上げては、エルモア・ジェイムスやアルバート・キングの粘りつくような
定番ブルース「The Sky is Crying」を口ずさむ。
梅雨も盛りの日々。
岩手・宮城の地震被災地の映像を繰り返し目にするせいか、
いつぞや家に投函されていた土砂災害マップを思い出す。
県の土木事務所の調査をもとにしたこんなサイトもできていた。
なに?自分の住んでる所も含めて、灘区の北部は大半が土石流でイチコロやんか……
と知っても、逃げるもしのぐもできないのだけれど。

今年は阪神大水害からちょうど70年に当たる。
1938年7月3日から5日にかけて降り続いた「100年に一度」の豪雨によって、
六甲山系の大半の河川が氾濫し、死者731人、流出全壊家屋5500戸に上ったという大災害。
「真っ白な波頭を立てた怒涛が飛沫を上げながら後から後からと押し寄せて来つつあって、
あたかも全体が沸々と煮えくり返る湯のように見えた」 と谷崎潤一郎は『細雪』で書き、
手塚治虫は『アドルフに告ぐ』で「六甲山塊の土砂が嵐のように神戸の街へ乱入した」と
ナレーションを挟み、主人公の少年の運命が最初に大きく転回する場面として描いた。
それほどに巨大で凶暴な「山津波」であり、
阪神・淡路大震災が起こるまでは、阪神間で(もちろん灘区でも)最大の自然災害であった水害も、
いま現在、具体的なおそれと危機意識を以て語られているかといえば、甚だ怪しい。

人間は忘れるし、災害は常に人間の想定を上回る(想定を上回るから災害なのだろうが)。
だからといって、延々と砂防ダムを造り続けたり、斜面を固め続けたりするわけにもいくまい。
できるだけ山すそに住まないようにする、とか? といっても、神戸という街の地形を考えると難しい。
今月に入り、阪神大水害を振り返る写真展が開かれたり、いくつかの記事が書かれたりしたようだ。
とりあえず、「忘れない」ことぐらいしか思いつかない。

●今日の灘ノオト:Texas Flood / Fenton Robinson

  「街が洪水になってあの娘と電話が通じない」というブルースは、実際の災害体験から
  生まれたそうだ。ギターも歌も、モダンで洒脱なメロウブルース・ジーニアスの演奏で。


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