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2008年6月11日(水曜日)

グローカルでいこう

カテゴリー: - MJ @ 18時00分00秒

バラク・オバマが民主党内のデッドヒートを制し、勝利宣言をした日、
すなわち、全米史上で初めてアフリカ系アメリカ人の大統領候補が誕生した
歴史的な日の翌朝、神戸新聞の記事が目に留まった。
「若さ、変化に期待──県内の反応」
どんな世界的ニュースも、常に「兵庫県」というフィルターを通して報じるよう努めるのは、
「グローカルな視点」を標榜する地方紙としての正しきマナーであるが、
(いまは知らないが、かつてそんな貼り紙が社内にあったように記憶する)
それよりもさらにさらにコアな灘限定メディア「ナダタマ」に関わる俺が興味を引かれたのは、
とある雑誌の仕事で、ちょうどオバマについて書いている最中だったという以上に、
灘的な人たちが記事に登場していたからだ。
まずは東神戸教会の川上盾さん。
な也でレギュラーライヴ「ありがとう川上盾です」を展開し、
水道筋ミュージックストリートでは狂乱のフィナーレを司る「歌う牧師」である。
「公民権運動を指導したマーティン・ルーサー・キング牧師の暗殺から丸40年。
アメリカもようやくここまでたどり着いた」と喜び、
「黒人だけでなく、困難にあるさまざまな人の代弁者になって」とエールを送っている。

弁護士でもあるオバマはかつて、
シカゴのNPOに勤務し、スラムの貧困層を支援していたことがある。
グローバル資本主義を批判し、イラク戦争にも一貫して反対してきた、
一本筋の通ったリベラルな(つまりブッシュとは正反対の)立場の人物のようだ。
演説の名手でもある彼の言葉を集めた『オバマ語録』という本には、
「いま政治に関わっているのはJFKになりたかったからではない。
公民権運動のためだ」
という発言も収められている。
盾さんが感慨深く語るとおり(この灘ノオトにも以前、同様のコメントをいただいた)、
人種融和を訴え、凶弾に倒れたキング牧師の遺志を継ぐ人物といえるのだ。

神戸新聞の記事では、さらに
「Democrats Abroad Japan」関西支部長のテランス・ヤングさんが、
「若くてカリスマがあり、大統領としての資質を持っている。新しい変化をもたらしてくれるはずだ」
と期待を語っているが、驚いたことに、彼も灘区在住なのだという。
「Democrats──」とは米民主党の在外組織で、
国外に住む支持者の声を吸い上げようと、積極的に在外投票を呼びかけているらしい。
へーえ、なんかスゴい。
世界の行方を左右するアメリカ大統領の椅子に、黒人が座るかもしれないという事態を、
俺などはソウル/R&Bを長年愛してきたという理由だけで期待を込めて注視しているわけだが、
実際にコミットしている人が灘区にいるとは……。
ナダタマの掲げる「めくるめくグローカル」な視点が、壮大なレベルで体現されているじゃないか。

もちろん、オバマの政治手腕は未知数だ。
世界最高の権力者の座を射止めた時に、どのように振る舞い、
日本、ひいては灘区にどんな影響を及ぼすか(笑)も分からない。
熱狂的な支持を受けた権力者が、実は、その支持者自身を政策的に切り捨てるという図式は、
「Kイズミ劇場」という形で、最近の日本にも現れた。
だが、アフリカン・アメリカンの文化や表現に著しく影響を受け、育てられてきた俺としては、
とりあえず灘区から力強く、堂々と「オバマ支持」を表明したい。
──というような話を、『Meets Regional』という雑誌で連載しているコラムに書いたので、
ご興味のある方は来月1日発売の号をお手に取ってみてください。

●今日の灘ノオト:American Dream / Bobby Womack

  80年代初頭に何度目かの充実期を迎えたボビーの傑作アルバムのラストを
  飾るバラード。キング牧師の名演説「I Have a Dream」がコラージュされる。


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