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2007年7月18日(水曜日)

地味で地道なブルース

カテゴリー: - MJ @ 08時32分08秒

ブルースというのは──愛好している立場ではあまり感じないが──考えてみれば地味な音楽だ。
曲も、サウンドも、歌の内容も、プレイヤーのルックスも、当世の若者たちのハートをグワッとつかみ、
キャーキャー熱狂させる「華やかさ」みたいなものがまるでない。
「くぅ〜」と思わず声を漏らしたくなる感情のたぎりや、身をよじるほどの荒々しい昂ぶりや
聴けば聴くほどの味わい深さとかはもちろんあるのだが、
どちらかというと、「キャーキャー言われないこと」を誇っているようなところもある。

その地味な音楽を、月曜深夜2時という地味な時間に流している「Blues Night」という番組が
ラジオ関西558にあることを知ったのは、つい先日、灘中央筋「カフェ・ハンドレッドタイムス」の
マスターちっち氏とその盟友イチロウ氏がゲスト出演したからだ。
3連休最終日の深夜、「明朝からまた仕事か」と世の中が憂鬱を抱えて眠っている、これまた地味な日である。
その日は、日本のブルースファンにとって年に一度の祭り「ジャパン・ブルースカーニバル2007」特集。
シカゴブルースの現在を担うギタリスト、ローリー・ベルや、その父親でブルースハープの大物キャリー・ベル(故人)などの曲がかかっていた。
いやーカッコええなあ。けど地味やなあ。ハープええ音しとるなあ。バンドもいぶし銀やなあ。せやけど、やっぱり世の中的には地味過ぎるわなあ……と、真夜中にどうでもいい感想を行ったり来たりしていると、
ちっち&イチロウ氏登場。番組ホストの2人がやっているパチャンガというバンドが、ちっち氏の店に出演した際の話や水道筋ライヴの出演者たちの話をしていた。
で、ブルースカーニバルからの流れでやはり話題に上った「水道筋ミュージックストリート」。
「今年も11月10日にやりますんでヨロシク」というちっち氏の言葉に
「どんどん大きなイベントにしていきましょうよ!」と、景気よく盛り上がるスタジオ。
深夜のAMブルース専門番組でひそかに第2回開催を告げるのろしが上がった。
この、なんとなくマニアックで地味な滑り出しが水道筋ミュージックストリートらしくもある。

70年代の初頭、日本でもブルースブームがあった。その世代の人たちが、未知の領域だったルーツミュージックを探求し、そのカッコよさを僕らのような下の世代に伝え、そして、いまもブルース市場を中心的に支えている。
キャーキャー言われなくても、華やかじゃなくても、40年近く彼らが地道にやってきたことが、細々とながら、ようやくブルースを日本に根付かせつつある。深夜の番組にしても、年1回のカーニバルにしても。
水道筋ミュージックストリートも、ブルースのようにありたいものだ。

●今日の灘ノオト:Low Down Dirty Shame / Carey Bell

  かつてマディのバンドにも在籍したシカゴ・ブルースハープの大物。今年5月に逝去。
  この曲みたいなファンク路線でまだまだ行けただろうに。その遺志はいま息子が継ぐ。


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