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2007年3月28日(水曜日)

お持たせ自慢

カテゴリー: - MJ @ 11時40分40秒

なにかと世話になっている三宮のソウルバーSugarFreeのマスターが
誕生日だというので祝いの品を持っていく。
ワタクシの水道筋ライヴ「Singer’s Delight」公認の銘酒、ラベルのせいか絶賛売れ残り中の「歌喜」。
これだけでは、ただのうれしがりの自分大好きなアホウなので、酒のアテになる灘の一品をみつくろう。
市場を歩き、目に留まったのはてんぷら。灘中央市場「みつの屋」の平天にした。
「少しあぶって辛子醤油で食べたら旨い」「食卓に出れば姪っ子が独り占め」と、ご近所さんも太鼓判。
タコ、エビ、野菜、豆、ゴマとレンコン入りの5種類。
平たくまあるい形はレコードのようでもあり、音にこだわるバーへの手土産にちょうどいい。

高級シャンパンやチーズケーキやアフリカのオブジェやジェームス・ブラウンのお風呂グッズなど
38歳のおっさんを祝うために常連客が持ち寄った舶来の逸品が並ぶカウンターで、
異彩を放つ超ドメスティックな灘のお持たせセット。
せっかくなので、お客さんにも食べていただく。
 
「これはビールが進みますねえ」「さくさくしたレンコンの歯ざわりが…」「香ばしさがタマらん」
そうでしょう、そうでしょう、これはですねえ……あらゆる機会をとらえて灘自慢に持ち込み、
最後には
「ええなあ、灘に住みたいなあ」「水道筋はええ店いっぱいありますもんねえ」
と言わしめる。やばいな、naddist氏みたいになってきた…。
サム・クックやダニー・ハサウェイやその他アトランティック系ソウルの音を聴きながら、
カウンターはその瞬間、灘の居酒屋と化している。
うん、なかなかいいな、これは。「私を市場に連れテッテ!」で灘のお持たせ研究というのはどうだろう。
しびれ始めた頭でそんなことを考えた。

●今日の灘ノオト:Happy Birthday / Stevie Wonder

  ソウル界で誕生日の歌といえば、お約束の定番曲。「音楽神」スティーヴィーが
  マーティン・ルーサー・キング師の偉大な足跡を讃えたポップな愛のメッセージ。

  


2007年3月25日(日曜日)

春を迎えに

カテゴリー: - MJ @ 23時50分08秒

あったかいなあ、きょうは。陽も明るい。見上げながら洗濯物を干す。
コンチキチンチン、コンチキチン。
やっとるなあ。さっきからずっと鳴っている。ありゃ上野のだんじりやな。
ネイティブ区民じゃないので、お囃子に胸が高鳴るとか血沸き肉踊るといった感覚は持ち合わせていないけれど、
それでもなんとなく楽しげな、誘われるような心持ちは抑えられない。
コンチキチンチン、コンチキチンチン。
ちょっと見に行こか、すぐそこやし。で、路地のだんじり倉庫へぶらり。
メルマガnaddistで「ロータスウエノ」と命名されただんじりは、「上野地車宮西会」の倉庫内に鎮座。
ひっきりなしに鳴り続くお囃子に合わせ、20人ばかりの子どもたちがうちわを振る練習。
コンチキチンチン、コンチキチン。
 
きょうはレディースデーなのか、女の子ばっかり。
だんじりの上に並び立つ3人。シュープリームスをモデルにした話題の映画『ドリームガールズ』みたい。
上野だんじりドリームガールズ。売れるかな。
コンチキチンチン、コンチキチンチン。
5月まではまだ少し間がある気がするが、当事者としては「もうこんな時季」なのだろう。
祭のことを考えると、居ても立ってもいられず、つい前のめりになる気持ちもあるかもしれない。
季節を迎えに行ってるのだ。月をまたいで。
夕方歩いた水道筋も同じだった。アーケードを見上げればこいのぼり。
「屋根より高い…」とか「柱の傷はおととしの…」と、薫風の候の歌がループする。
ひなまつりが終わってしばらくしたころから、こうだったような。
いくらなんでも気ィ早いやろ。先取りしすぎ。
そう思っていたけれど、道行く人は別に気にしてない様子。
子どもと一緒に歌っているお母さんもいる。
そんなもんか。
ここんところ、ずっと家にこもってたからなあ。もう3月も終わりだ。
空観堂では、早咲きの桜が小さな花をいっぱい開いていた。

●今日の灘ノオト:I’m Lookin’ for Something / the Step Sisters

  『ドリームガールズ』のサントラより。映画冒頭のシーンで、脇役のガールグループが
  カッコよく歌う曲。コンコン…と鳴るカウベルに、だんじり囃子をムリヤリ重ねてみたり。


2007年3月21日(水曜日)

六甲道の昭和な夜

カテゴリー: - MJ @ 12時36分59秒

仕事がふと一段落した夜、メシ食おうかなあと思ったその間隙に携帯が鳴る。
「いま水道筋のモンクに来てるんですけど、どうですか」
声の主は切り絵作家の成田一徹さん。
長田の出身で、東京から神戸に戻られると、ときどきご一緒させてもらう。
今夜はご友人に連れられて、ひさびさの来灘ということらしい。
行きますとも。僕は、『一徹の酒場だより』以来のファンだ。
神戸新聞に連載された『神戸の残り香』で、
摩耶ケーブルや灘駅や彦六寿司や青谷の茶畑を独特のアングルで切り取った絵はもちろん、
作品に添えられるエッセイがとても好きだ。
言葉を削ぎ落とし、余白で語ることを熟知した文章は、
闇から光を切り出す切り絵の手法そのままにストイックで美しい。

一緒におられた諸先輩に同道し、2軒目は刀屋へ。
あいかわらずのにぎわいに忙殺されていた大将だが、成田さんだと知ると、棚からCDを出してきた。
妖艶な夜の女がカウンター越しに微笑むジャケットは、ひと目でわかる成田作品。
『スナック・マミ』とタイトルにある。
「あー、こんな仕事もやったなあ。この背景はねえ、僕がよく行く銀座の『蘭』がモデルなんですよ」
求められるままにサインをしながら、成田さん。
中身はというと、梓みちよ「メランコリー」、奥村チヨ「恋の奴隷」、青江三奈「恍惚のブルース」、
伊東ゆかり「小指の想い出」、りりィ「私は泣いてます」……
若輩の僕としては「どっかで聞いたことはあるんですけど…」というしかない夜の昭和歌謡オンパレード。
架空のスナックを舞台に、女と男の物語を懐かしのヒット曲でつづるという趣向のコンピレーションらしい。
男性版はさらに強力。スナック・マミと思しきカウンターにひじを付いて歌う、流し目の色男。
朱色で刻まれた「マダムキラー」の文字。銀座編と赤坂編と。
 
「これは、スギリョウのイメージやね。こっちは中条きよし」と成田さん。
石原裕次郎に杉良太郎に小林旭にフランク永井に和田弘とマヒナスターズ……
曲名を記さずとも、その名前だけでだれもが思い浮かべる昭和のあの歌、あのメロディ。
親戚の宴会でおっちゃんたちが「むつかしいわ、この歌は」といいながら、
8トラのカラオケで気持ちよさそうに歌っていた光景がよみがえる。
「しかし、幅広いですねえ」感嘆する。成田さんの仕事も、刀屋のBGMも、である。
開店間なしの、まだ客もまばらな時間に行けば、
めくるめくムード歌謡酒場「スナック刀屋」と化していることもあるらしい。
六甲道もなかなかにディープだ。

●今日の灘ノオト:赤毛のおんな / 三田明

  『マダムキラー・赤坂編』より。脂ギッシュな歌が並ぶなか、中性的な柔らかい声。
  曲や演奏は完全なジャズ・フォーマット。「和製チェット・ベイカー」を狙った路線か。


2007年3月14日(水曜日)

HELP!

カテゴリー: - MJ @ 12時12分14秒

灘区民でよかったなあ。音に身をゆだね、しみじみかみ締めた。
9日、水道筋のな也であった天野SHOさんのソロライヴに「歌いにおいで」と呼んでいただいた。
「the Dock of the Bay」「You are So Beautiful」など数曲。
SHOさんのベースとアンドレ佐藤さんのドブロのみという、シンプルだけれど、奥行きの深いサウンド。
あれが包容力というものだろう、SHOさんと声を重ねるのはとても心地よかった。
風邪と仕事でヨレヨレの日々に、明日への活力(©キャバレー・ユニバース)をもらった。
 
もちろん、満員の客の1人としても、ベースと声だけの柔らかな音世界を堪能した。
「I’m not in Love」や「Because」や「Diana」や「蘇州夜曲」を歌う合間に、SHOさんは
な也がまだ「コトブキ」だったころ、水道筋をローラースケートで駆け回った思い出話をした。
そして、摩耶山を見上げて作ったという歌「華ふぶき」を、やさしく感傷的にささやいた。
そんな地元感あふれる夜の締めくくり、2曲目のアンコールは「Help!」だった。
だれもが一度は聴いたことのある、1965年のビートルズナンバー。
グッとテンポを落とした、祈るような歌。静けさのなか、じわっとにじみ出す熱情。

終わったとき、な也の岡ちゃんの目が潤んでいた。ドラマが起こったのだという。
聞けばステージ直前、SHOさんに「リクエストない?」と尋ねられ、「なにかゴスペルを」とお願いしたらしい。
ゴスペルの曲、という意味ではなく、SHOさんにとっての祈り、あるいは魂の歌を、という意味だ。
「うーん、ちょっと考えるわ」そう言ってSHOさんが選んだのが「Help!」だった。
岡ちゃんは驚いた。ひそかに、この曲を期待していたからだ。
最近ハンドレッドタイムスで観た、あるライヴでこの曲を聴き、耳に残っていたという。
気になって歌詞を読み返し、ティナ・ターナーがゴスペル風にカバーしたCDを注文、
ちょうどSHOさんのライヴのセッティングをしているときにそれは届いた。
だが、CDの封を切るより先に、SHOさんが目の前で聴かせてくれたのだ。最高の演奏で。
まるで岡ちゃんの心のうちを知っていたかのように。
「神様おるよなあ」話を聞き、“歌う牧師”川上盾さんがうなった。牧師が感嘆するほどの天の配剤。
たくさんの人の心に特別な何かを刻んだ「灘人」SHOさんの夜だった。

●今日の灘ノオト:Help! / Tina Turner

  キャッチーなポップソングながら、詞は当時のジョン・レノンの心の叫びだったといわれる歌。
  SHOさんの「弾き語りゴスペルヴァージョン」に通じる祈りの感情がティナのカバーにもある。 

 


2007年3月7日(水曜日)

エスケイプ

カテゴリー: - MJ @ 08時00分00秒

仕事でネジを巻かれ、なのに必要な電話は待てどかかって来ず。メールはスパムの嵐。
確定申告の期限はじりじりと迫り、気分転換に聴きたいダイナ・ワシントンのCDは行方不明。
そのうえ野良猫どもが4匹も5匹も家の周囲を我が物顔でガサガサミャウミャウ駆け回るので、
ついに
「イーーーーーーッ!」
となって家を飛び出した。エスケイプや。コーヒー飲みにいくぞ。
上野通の渋い路地を通り抜け、青谷方面へ。
目指すは「Acoustic Harmony」。
ギター、マンドリン、バンジョー、ウクレレ、フィドル(バイオリン)など
あらゆるアコースティック弦楽器を扱うショップであり、ゆるりと寛げる喫茶店。

自家製シフォンケーキが出てきそうな山の手カフェ風の外観も、一歩入れば楽器好き親父のパラダイス。
売り場や壁面、いたる所にぎっしり並ぶヴィンテージものやカスタムメイドの楽器は、
手慰みに安物のギターをかき鳴らすだけの僕には縁遠い。
店の空気を心地よく震わすカントリーミュージックは、
10代からほぼブラックミュージック一辺倒の僕にはうまく語れない。
(大学時代、実はブルーグラス系サークルだったのだけれど)
それでも、過去に2度ほどうかがったアコハモさんの空気感は印象的で、自然と足が向いた。
マスターの北野さんにコーヒーを淹れてもらい、カウンターで気分を鎮める。
奥の、以前座席があったはずの場所が北野さんの工房スペースと化していた。
作りかけのフィドルのボディ。何種類かのネック。雑然とした中に漂う職人の息吹。
 
店から数軒の場所に「Hot Licks」という本格的な楽器工房を持っていて、腕利きの職人さんたちを抱えている。
北野さんは、そのプロダクトマネージャーという立場らしい。
今月30日(金)には、工房の新作発表会「Made in NADA Sound 灘の木一本」が水道筋のな也である。
アコギの名手・赤木一孝さんや北野さんが試奏するライヴ形式の展示会。3回目を迎える。
過去2回は、無言で身を乗り出し、食い入るように見つめるマニアな親父衆が異様な熱気を醸し出したらしい。
目はらんらん。耳ダンボ。垂涎寸前。でも無言…思い描くほど愉快なつどいだ。
今回は赤木さんのソロCD発売を記念した、ミニライヴもあるそうだ。
「一度行きたいと思ってるんです。月末やったら仕事もあらかた決着してるかも…」
といって、店を出るころには少し気分も落ち着いていた。

●今日の灘ノオト:Funny How Time Slips Away / Al Green & Lyle Lovett

  カントリー知らずの僕でも知ってるウィリー・ネルソンの名曲。R&B勢とカントリー勢の
  豪華共演盤から。ほんとうは互いに影響し合ってるんですよね。とくに南部の地では。


2007年3月4日(日曜日)

妄想旅行ND発NO行き

カテゴリー: - MJ @ 23時48分16秒

15年も前、たった一度だけ訪れた街に、心だけ飛ばす。
ニューオーリンズ。夜も更けた場末のクラブ。暗がりに小さな灯がともり、バンドが現れる。
ドラマーがセカンドラインのビートを叩き始めて……
 
3月2日、水道筋のな也でやった「MJ presents Singer’s Delight」の第8回。
今回は「in New Orleans」と題して、かの地にまつわる歌と話を特集した。
ミシシッピを下って地上の楽園へ行かないか、と誘う「Basin Street Blues」は大好きな歌。
アーロン・ネヴィルのスウィートなバラード「Tell It Like It is」は田中ナコミさんとのデュエットで。
問答無用の大スタンダード「When the Saints Go Marching in」は天井知らずのハイテンション。
R&Bの名曲「Since I Fell for You」では、ハリケーンの避難生活で亡くなったゲイトマウス・ブラウンを想い、
娘を授かった喜びを歌う「Sada」では、15年前の旅の記憶にウルフマン・ワシントンの笑顔を探す。

「ここはニューオーリンズの酒場です」といえば、その気になってくれるお客さんとの「共犯関係」がうれしい。
テーブルの上は、ガンボスープじゃなくてうどん、酒はバーボンとかじゃなくて日本酒や焼酎だったけど。
そう、日本酒だ。な也の岡ちゃんの粋なはからいで、
「MJ presents Singer’s Delight」のオリジナル日本酒というのができ、
この日初めて売られた。
中身は北播磨の蔵「神結(かみむすび)」が造った純米吟醸だから間違いない。
そこに僕の顔入りラベルを貼り、畏れ多くも新たに命名した。
「歌喜(うたき)」と。
まるで演歌歌手の販促グッズか、大物俳優が座長公演で配る名入りの祝儀品。
ありがたい。ありがたいけど恥ずかしい。
けれど、いつまでも売れ残るともっと恥ずかしいので、
これからしばらく周囲に売りつけて回ることにしよう。

●今日の灘ノオト:I Wish I was in New Orleans / Tom Waits

  「ここがニューオーリンズやったらなあ」。酔いどれ詩人、27歳の時のつぶやき。
  訥々としたピアノとテナーサックス、荒くしゃがれたクセのある歌。渋すぎる名曲。


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