唄と酒と笑いの夜だった。
島の空気をひととき灘に運んできた「ユニット久茂地1.17」。
「水道筋あしび」のタイトルどおり、みんなが長嶺暁氏、普天間夏子さんと
一緒に歌い、手を打ち、鳴り物を鳴らした。
配られた歌詞カードを手に、声を揃えるさまは民謡酒場というより歌声喫茶状態。
おもろまち恵憲氏をはじめ地元の唄自慢・三線自慢の登場もあった。遠く名古屋からの客演もあった。
ちびっ子の歌う震災の歌「しあわせ運べるように」には、心洗われる気がした。
そう、ただ単に沖縄好きというだけでなく、震災がもうひとつのキーワードなのだった。
30人以上でぎっしりの会場は、まさに「避難所ライヴ」的親密さ。入りきれない人が外でストーブを囲んだ。
「満月の夕」「つる」など震災の歌。
「月ぬ美しゃ」「安里屋ユンタ」といった大スタンダード民謡。
「イラヨイ月夜浜」「涙そうそう」のような新しい沖縄のうた。
「通い船」はこのイベントをプロデュースした沖縄おでんの店のテーマ曲だ。
沖縄と灘がたくさんの唄でつながった。
もう少し酔いたかった人たちは終了後、チンタ〜汽笛亭の畑原市場めぐりへ。
冷めやらぬ沖縄+灘談義は夜更けまで続いた。お客さん、演者のみなさん、お疲れさまでした。
それから会場となったCafe P/S。
一夜明けたきょうを最後にしばらくお休みする。春にはリニューアルしてオープンしたい、という。
水道筋ミュージックストリートを一緒にやった寺川大地くんはいったん卒業。ご苦労さまでした。
●今日の灘ノオト:月ぬ美しゃ / 首里フジコ
昨晩の曲目、長嶺氏のコンセプトは「月」だった。八重山民謡のこの唄も。
ウチナー・ボサノヴァシンガーのしっとりとした演奏が僕は最近お気に入り。
LUA E SOL
Music / 発売: 2004/03/06 / 定価: ¥2300
Daisy Edgeレーベル
※Amazonでの取り扱いはないようなので、
オフィシャルサイトにリンクしています。


11時00分 - 16時00分
6月1日
