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2006年10月26日(木曜日)

メイドイン地元本

カテゴリー: - MJ @ 10時38分43秒

「灘印良品」をご記憶の方も多いと思う。
3年前の春、水道筋に突如オープンし、ひと月後、風のように去って行ったセレクトショップ。
思い込んだら…というか、思いついたら猪突猛進、「ホンマにやりはったで、この人」と笑かし驚かせてくれるnaddist的オモロイベントだった。
大林製菓の手焼きおかき、平山食品のご存知プリンセスソース、サンナッツ食品の業務用ナッツ缶、神鋼鋼線のステンレスたわし、小泉製麻の麻製バッグやきんちゃく…といった灘の誇る名品珍品に加え、naddist謹製の缶バッジやステッカー、テディベアなどなど灘人垂涎のアイテムが並び、連日飛ぶように売れたらしい。ぶらりと立ち寄って石垣島産ラー油を買ったのも懐かしい思い出。僕が尼崎に遠征して編集に携わっているフリーペーパー「南部再生」で紹介させていただいたりもした。

その南部再生のスタッフでこのたび、ちょっと似たコンセプトのムック本を作った。題して『メイドイン尼崎本(ブック)』。謳い文句は「買える、食える、笑える。プロも唸るアマの傑作商品カタログ99」。当初尼崎市内から販売が始まったが、大阪や神戸、さらに、あろうことか東京・渋谷の書店にも少しだけ並んだというから、
「アマからメジャーデビュー、ちゅうてな」
などとほざいていたオヤジギャグも、まんざら駄ボラ話ではなかったことになる。「灘―尼」ラインを行き来する身としては非常に感慨深く、「次はナダ本やな」と調子に乗ってみたりするきょうこの頃だ。

この本、そもそものきっかけは「アマ版灘印良品」ともいうべき、「メイドイン尼崎」と銘打った街のコンペである。
アマで作っているモノ、アマに行かな食べられへん味、いかにも「アマやなあ」な人やコト。そういうものを自薦他薦問わず公募し、厳正かつ遊びゴコロ溢れる審査を経て、毎年グランプリを選ぶ。過去3回のエントリー99点を一挙掲載した本を出したら面白かろうと、まあ、こういう話だった。

尼崎といえば、
阪神工業地帯の中核を担ったモノづくりの都であり(その結果、公害という負の遺産もあったわけだが)
全国から「金の卵」が集結した労働者の街であり(それに伴い商店街やディープな歓楽街も栄えたわけで)
古くは尼崎城が海辺に威容を誇った城下町であり(漁港や農村もあったのである)
人間国宝が居を構える閑静な住宅地もあり(武庫之荘住民は決してアマとは言わないが)
にもかかわらず、「ガラ悪い」とか「空気悪い」とかのイメージのみが先行する(あと、お笑いの街とかね)
まあ、良くも悪くもキャラの立った街である。

そういう街が誇る逸品珍品を集めた結果、
「工都の権化」の異名を取る湯たんぽと、漁師町の記憶が息づく天ぷら
家電製品のいぶし銀的パーツ「薄板バネ」と、甘くとろける湯葉豆腐
…などが見開きで並ぶアナーキーなゴッタ煮誌面ができた。
ほかにも、地酒ならぬ地ソースとか、アマダム(尼崎マダム)御用達スイーツとか
甲子園のバックネットとか、NYの地下鉄看板とか、鉄工所の社長が作った水虫薬とか、開発秘話も作り手の言葉もいちいち濃い品々のオンパレード。
単なるカタログやガイド本ではなく、愛と笑いを詰め込んだ「読める本」を目指した。
B5版オールカラー、72ページでたったの480円。
街好き、アマ好き、本好きのあなた、ぜひ一度手に取ってみてください。

「灘ノオト」なのに尼崎の話に脱線した挙句、音話が一切出てけえへんとはどういうこっちゃ。
そんな声が聞こえてきそうだ。
えーと。
あましんの元広報マンが歌う「タイガース音頭」も載ってます。

●今日の灘(アマ)ノオト:尼崎の夜空を見上げて / 槇原敬之

  尼崎にいとこがいて昔よく遊びに行ったという彼。ツアーでこの曲をやる時は
  アマの街やおっちゃん、おばちゃんたちの映像が流れたそうだ。なんかいいな。


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