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アルバムトップ : 洋食系 :  レストランプチ「カニクリームコロッケ定食」

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レストランプチ「カニクリームコロッケ定食」
レストランプチ「カニクリームコロッケ定食」高ヒット
投稿者naddistnaddist さんの画像をもっと!   前回更新2010-1-14 10:09    友人に知らせる友人に知らせる
ヒット数4318  コメント数0    0.00 (投票数 0)0.00 (投票数 0)投票する投票する
●場所
水道筋1(水道筋1丁目商店街)
●本日の昼食
カニクリームコロッケ定食
・たらばカニクリームコロッケ・ライス・味噌汁
900円
●コメント
クリームコロッケといえばデパートのお子さまランチの定番アイテムだったと思う。しかしどうしてもクリームコロッケが苦手だった。水道筋の串カツや肉屋のコロッケに慣れ親しんだ身としては、あのドロっとした中身が許せなかった。俵型のキュートな姿で「子どもはこんなのが好きなんでしょ」という雰囲気がいやだったし、なにより内部の暴力的な温度には閉口した。いや熱いってもんじゃない。口に入れた瞬間私のウブな上あごの皮はいとも簡単にはがれた。なぜこんなに熱い必要があるのか理解できなかった。それ以来、水六時代の「千疋屋」のクリームコロッケが評判になろうとも口にすることはなかった。しかし、だ。水道筋「プチ」のメニューがいつも気になっていた。欄外に手書きで書かれた「カニクリームコロッケ」だ。以前冠していた「たらば」の文字はなくなったが、そんなことは大した問題じゃない。この「メニュー欄外に手書き」は人の心を迷わせる。なんとなく特別感があって、旬感があって、なにより店主の自信が感じられる。しかし、相手は積年の宿敵カニクリームコロッケ。いやもう昔のオレじゃない。それなりの人生経験で口の中の皮だって相当厚くなっている。そう自分にいい聞かせながら注文。出て来たコロッケはメンチカツと見まがうほどでかい。不用意にかぶりついてやけどをしないようにという心遣いか。箸で割るとパッとカニの甘い香りが広がった。慎重に口に運ぶ。もう火傷はしない。そういえば子どもの頃熱湯に思えた灘温泉の湯もすっかり熱く感じなくなった。大人になったものだ。

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